ゆるゆる自然食Life

純喫茶・自然派カフェ・無添加食材等を綴っています。国内生産者さんを応援したく家ごはんは可能な範囲で国産食材を☆

コーヒー&軽食クーペ(南伊東)

2015年03月31日 | 熱海・伊東・三島・富士宮

ここ2年近くは忙しさもあり、伊東の母宅へは3ヶ月に1回、しかも1泊だけでしたが先月は久し振りに2泊しました。

2日目、母宅から20~30分で歩いて行ける商店街をお散歩中、静かに佇む喫茶店へ入ってみることに。


コーヒー&軽食 クーペ


琥珀色の照明に、期待が高まります。



扉を開けると先客はなく、カウンターに座っていたマダムがビックリしたような顔。
「あの・・ひとりなのですが入ってよろしいですか」と聞くと
「あ!あぁ大丈夫よ、いらっしゃいませ!」と気を取り直したご様子。



私のすぐ後に一人来店されたので、また私ひとりになってから許可をいただき、店内を撮らせていただきました。

ダークブラウンの椅子の席と、赤いベルベットのソファータイプの席。
窓辺には薄手のカーテン、入口の煉瓦、ピンクの公衆電話、各所に飾られたドライフラワー、古いコーヒーミル・・
かなり好みの空間です!


期待はしていたけど、予想以上に素敵な喫茶店!
キレイにされているし。








みなさん、この古いコーヒーミルを撮影していくわよ~とのことだったので私も(笑)。
まだ現役だそう。
隣りにあったレジスターも古そうでした。




コーヒーをオーダーすると、すぐにコーヒーミルで豆を挽く音がしました。
美味しかったのでもう1杯。

オープンしてもう50年以上だそうです。
最初はスナックで、喫茶店にしてから40年経つということでした。

ご主人が車好きだったから「クーペ」という店名なのだそう。

そしてマッチを下さいました!嬉しい!

なるほど、車の絵柄。
マッチはスナック時代のもの。


裏はハンドル。デザインや色使いがオシャレ~^^




お会計の時、初めて知ったのですがコーヒーは1杯300円でした。
そういえばメニューはなかった。
2杯飲んでも600円。なんだか申し訳ない気持ち。
「また来てくださいね」というマダムのやさしい笑顔に、
「はい必ず!次回は母を連れてきます」と言ってお店をあとにしました。

シャッター閉まっているお店も多く、ちょっと寂しい商店街だけど美味しいコーヒーがここにあります。
今度は本当に母と来よう。


ボンネット(熱海)

2015年03月27日 | 熱海・伊東・三島・富士宮

北千住の喫茶店や世田谷区内のかわいいカフェ、仕事先で入ったカフェなどなど、記事が相当下書きに控えておりますが、先日念願かなって入店出来た喫茶店を先にアップしたいと思います。

概ね、訪問日順にアップするようにしているので(訪問からなるべく1ヶ月以内)これはわりとイレギュラーなこと。
それだけ感銘を受け、はやくここに残したいと思いました。

私の画像では伝わらないかもしれませんが、
素敵な、とか、素晴らしい、とか、一般的な言葉では形容しきれないくらい。

熱海では有名なその老舗喫茶店は、
熱海銀座の路地裏にあり、熱海駅からは大分歩きます。
バスもありますが、私は伊東の母宅からの帰り道だったので、隣り駅の来宮駅から歩きました。


BONNET(ボンネット)



日本にまだハンバーガーチェーン店もなかった1952年(昭和27年)、熱海の中心地・熱海銀座に、熱海で初めてハンバーガーを出すお店としてオープンしました。

戦後まもなく、米軍キャンプで食事を提供する仕事をしていたオーナーが、ハンバーガーの味に感動し、日本人向けにアレンジして提供したい、と思ったのが始まりだそう。

それ以来60年以上、変わらない味を守って熱海の歴史を見続けているんですね、、、マクドナルドもロッテリアもなかった時代から。


「ボンネット」は、車のボンネットではなく、当時の洋画「イースターパレード」に登場する女性たちが被っていたツバの広い帽子にちなんだものだそう。











ツートンの革張りの椅子、レトロゴージャスな照明、通路に設置されたショーケース、カウンターの後ろの板チョコのような壁、、、
何もかもが秀逸でした。
もちろんマダムも。





昭和レトロの一言ではくくれない。
懐かしい雰囲気と、どこか異国に来たような感覚が同居する、ほかに類を見ない喫茶店。


ここはやはり伝説のハンバーガーを。
(でもチキンバスケットと迷った)

お肉は注文を受けてから焼くようで、ジュージューと焼く音が聞こえました。
野菜を挟んで食べてください、と言われたのですべて挟んで食べてみる。
美味しい!旨味があるのに優しい味。
お肉はジューシーだけど、食べていて肉汁がしたたる感じではなく、食べやすい。
現代の化学調味料的な味のハンバーガーではなく、本来のお肉の味です。

珈琲は先に来て、目の前でサイフォンから注いでくれます。 

カップの絵がかすれているのにも歴史を感じます。







喫茶店はその街を映す鏡だと、何かで読んだことがあります。

今は観光客や地元の常連さん、カップルなどがほとんどでしょうけれど、かつて熱海全盛期には
芸者さんがお座敷前にコーヒータイムを楽しみ、作家の三島由紀夫や谷崎潤一郎など多くの著名人が通ったということです。
熱海最後の映画館だったロマンス座(現在は洋品店)のお隣にあるので、映画を見た帰りなどにお茶や食事で利用する人も多かったことでしょう。

時代が変わっても味は守られ、愛され続ける、そんな珠玉の喫茶店。
ここへ来るために、また熱海へ行こうと思いました。


※マスターが入院中の為、現在は10:00~14:30までの営業だそうです。
※お店の歴史などの情報は熱海の情報サイトより。
※撮影は閉店間際に許可をいただき、行いました。



BONNET(ボンネット)

静岡県熱海市銀座町8‐14
0557‐81‐4960
定休日・日曜日と、たまに木曜日(マダムより)



cafe1894(東京・丸ノ内)

2015年03月23日 | 丸ノ内線沿線(本郷以外)

久し振りの電車での主人とのお出掛けは、都内の鉄道博物館のハシゴでした(笑)。
帰りは東京メトロ東西線に乗って大手町まで戻り、東京駅を通って「cafe1894」へ。





Cafe1894は、三菱一号館美術館にある、かつて銀行営業室として使われていたスペースを復元したというカフェ。
1894年竣工当時の資料や残っていた部材などから、可能な限り忠実に復元したそうです。

皇居外苑や日比谷公園から東京駅へ向かう帰り道など、何度も前を通りつつも、なかなかいいタイミングに恵まれず、この日やっとお茶することが出来ました。

夕刻だったので、ティータイムを楽しむ老婦人・老夫婦でいっぱい。
明治期のクラシカルな雰囲気は、あまり撮影出来ませんでした。







かろうじて撮影出来たのは、かつての銀行窓口?の周辺のみ。
ノスタルジックで素敵な空間です。こんな窓口なら銀行に行きたくなる。待たされてもいい(笑)





主人は珈琲のみ。私は珈琲と、「メープルシロップの塩バタークレープ自家製プリンを添えて」
メープル・塩バター・プリンときたら美味しいに決まってます。
いかんせん、もうちょっとプリンが欲しい^^;
(バターとハーブでちょっと隠れてはいます)

夕食前の、ちょっとしたおやつには最適でした。
そういえば、4月から営業時間が変わるようです。
詳しくはHPにて。


今まで通った際に撮影した画像が何枚かありますが、どれも重厚感が伝わらず、今度晴れた日の午前中にでも撮りに出掛けたいなと思います。
昭和初期の家屋や建物が好きですが、明治期のクラシカルな建造物もずっと見ていられます。




※この日のお出掛けコース(2月下旬)
東向島・東武鉄道博物館→半蔵門線水天宮駅から茅場町まで歩いて桃乳舎でランチ→茅場町から東西線で葛西・地下鉄博物館→大手町~東京駅→Cafe1894でお茶→KITTEの屋上庭園→東京駅キャラクターストリート→やえちかの居酒屋で飲みと食事



桃乳舎(茅場町)その2

2015年03月22日 | 日比谷線沿線

こちらは臨時休業の後、2月に閉店しました
記事は3回分ともう1回行けましたが、非常に残念・・
以下は訪問時の記録です。


久し振りに主人と電車で出掛けた2月下旬のある日、途中下車して「桃乳舎」でランチしました。

前回から1ヶ月経たないうちに再訪出来るとは。
ちなみに後日も→桃乳舎(茅場町)その3








主人はハンバーグ、私はなんだか正体不明ですが(笑)、ナスの挟み揚げです。
ボリューミーだけど美味しい^^
ハンバーグもちょっともらいましたが、ソースは普通でしたがハンバーグそのものが、旨味があって美味しかった!







13:30頃。
やっぱりランチタイムど真ん中は、はずして正解でした。
でも入店した時はギリギリで座れた状況。次第に落ち着いてきました。
混んでいても、回転がはやいのかなという気がします。





喫茶軽食 桃乳舎(とうにゅうしゃ)

東京都 中央区 日本橋小網町 13-13
東京メトロ東西線・日比谷線
茅場町駅7番か9番出口から徒歩5分ほど
11:00~16:30
土日祝定休


空港ラウンジ風カフェ*hane-cafe(清澄白河)その2

2015年03月21日 | 半蔵門線沿線

ブルーボトルコーヒーを出た後は、なんとなくラテが飲みたくなり「hane cafe」さんへ向かいました。
旅客機やエアライン関連のグッズ・書籍・オブジェが楽しめる、空港ラウンジ風カフェです。
前回の記事のあとも1回だけ訪問したので、今回で3回目。
以前より、空港感が濃くなっているような気がしました。


外から店内の混み具合など見れますが、グリーンがうまく置かれていて、丸見えではないです。






こちらはマニアックゾーンだそうです。




展示されているグッズは、オーナーさんがお子さんの頃から集めてきたグッズの一部だそう。
お子さんの頃から旅客機等がお好きだったのですね。
オーナーさんはエアラインの空港勤務や客室乗務員をされていたそうで、ということは「子供の頃の夢」をかなえたということでしょうか?^-^

※店内の撮影は許可をいただいています。



文字盤が壁に投影されている時計。


 
今回もヒコーキラテをいただきました。
機内食風のプレートも気になりますが、3回とも1日の最後に立ち寄ったので、まだ食事はしたことがありません。
いつか食事メインで来てみたい。

ご家庭の事情や、これからお一人で切り盛りされることから、今後土日祝をお休みにされるそうです。
席数も多くはないので、ランチタイムは少しはずして、訪問することをおススメします。





hane-cafe

東京都江東区三好1-8-4-102
東京メトロ半蔵門線・都営大江戸線「清澄白河駅」
A3出口から徒歩2分
11:30~18:00
定休日 土日祝
状況次第で変更の可能性あり。詳しくはfacebookにて


有機野菜のランチ♪L.S Cafe(清澄白河)

2015年03月17日 | 半蔵門線沿線

ブルーボトルコーヒー清澄白河ロースタリー&カフェへ行った日は、駅近くのオーガニックカフェでランチしました。


L.S Cafe(エルエスカフェ)





オーガニック食材の美味しさを身近に感じてもらい、日々の生活に取り入れるキッカケとなるよう、厳選した食材を使った料理を提供する、というコンセプトのカフェです。
野菜は北海道を中心に、全国から取り寄せているそうです。 

自然素材の珪藻土を使っているというナチュラルな店内は、女性客でほぼ満席!
なんとか2人席に着くことができました。

ランチは800円からあり、軽めに食べたい時も、しっかり食べたい時もどちらにも対応しています。



私は「オーガニック野菜ナムルごはんプレート 添え付け&野菜スープ付き」を。
たっぷりの有機野菜と少しのお肉、理想的です。
仕事中もこういうランチがしたい。もちろん美味しい!


職場の社員さんは「限定たっぷり蒸し野菜オリジナルタジン鍋 添え付け&ライス付」を。
こちらも美味しそう。食べ応えもあるようでした。


店内には無添加の調味料や食材などの販売スペースがあり、店前では有機野菜の販売も。

私たちが出る頃も次々とお客さんが来店し、賑やかになりました。
他のランチメニューも気になるのでまた来てみたいけど、次回はど真ん中なランチタイムは少しはずして来よう。





L.S Cafe(エルエスカフェ)

東京都江東区白河2-14-7 インゲンビル 1F
Tel : 03-6458-5462
都営大江戸線 清澄白河駅 B1出口より徒歩3分
都営半蔵門線 清澄白河駅 B2出口より徒歩30秒



行列の珈琲店へ*ブルーボトルコーヒー(清澄白河)

2015年03月16日 | 半蔵門線沿線

今月の催事販売は15日間、間に休みはあったけど、なんだかとっても疲れる仕事でした~
やっと訪れた連休。今週はぼちぼち仕事もあるけど、約束事やブログアップをどんどん果たしていきたい。

さて一ヶ月ほど前、職場の社員さんと「明日休みだからどこか行こう」と急に話がまとまり(笑)、
話題のブルーボトルコーヒー清澄白河ロースタリー&カフェへ行ってきました。


写していませんが、建物の右側のスペースには大行列。
守衛さんに1時間待ちと言われましたが、実際は40分ほどでした。
それでも珈琲に40分待つのは初めて・・。
ちなみに、この日はオープンしてまだ2週間でした。

ご存知の方も多いと思うのですが、
サンフランシスコ発「コーヒー界のアップル」とも呼ばれる珈琲ブランド「ブルーボトルコーヒー」の日本1号店。
(2号店は青山、3号店は代官山)




元々倉庫だった建物をリノベーションしたという店内。
1階にロースタリー(焙煎所)、テイスティングスペース、カフェがあり、
2階はスタッフオンリーで、キッチン、トレーニングラボ、オフィススペースが併設されているようです。


レジの後ろにはロースタリー(焙煎所)、
そして大きな焙煎機。
カフェや喫茶店の焙煎機しか見たことないので、私には巨大に映りました。


自社ロースタリーということだけあって、かなり広いです。
珈琲豆は、焙煎されてから48時間以内の豆のみ店頭に並べられるそうです。


レジの横には、珈琲のお伴となるメニュー。
オレンジのパウンドケーキを購入しました。
お皿に入れてくれるとかではないので、紙袋のまま持って、珈琲を待ちます。





バーカウンターはオープンになっていて、丁寧にハンドドリップされる様子が間近で見学できます。



2人とも、シングルオリジン(この日はケニア)
酸味の強いクリアな珈琲でした。

ブルーボトルコーヒーは創業時、深煎り流行りだった珈琲業界に、浅煎りで酸味の強い味で参入したそうです。

初来店だったから、ブレンドにすればよかったかな。


ブルーボトルコーヒーに行ってみたいと思ったのは、そのコンセプト

以下、引用です。

『“個人の香りがするコーヒーチェーン”
創始者であるジェームス・フリーマンは、スター〇ックスなどのコーヒーをひどく嫌った。
確かに味はうまい。
しかしコーヒーはもっと心をこめているもので、マニュアル化され効率化されるものではない。
この考えを体現したのがブルーボトルコーヒーなのだ』

マニュアル化は消費者もわかりやすいし、働く方も働きやすい。
そして確かに、シアトル系のコーヒーは美味しい。
新しいフレーバーに目が行ったりもするけれど、
でもなんだかシロップでごまかされてる感を否めないし、カフェ・喫茶店めぐりをするようになってからあまり行かなくなりました。

それから、私がツボだったのは、
ブルーボトルコーヒーで使う豆は、70%の豆がオーガニック認定で、その買い付けはフェアトレード※で生産者にも配慮していること。
何故70%なのかというと、小規模生産者の中にはオーガニック認定を受ける予算がなく、でも豆は良質で環境に配慮しており、そういった農家からも買い付けてるということなのです。

なるべく環境や小規模生産者にやさしい珈琲豆を選びたいと思っているので、これは応援したいと思いました。
もっとお店が増えてほしいけど、そうなると効率化されちゃうのかな?



※フェアトレード
開発途上国の農村などで、立場が弱く仕事や自立の機会をなかなか得られない人々に、栽培や手仕事といった仕事の機会を作り、自立と生活の向上を支援する公正な貿易。
※参考記事
フェアトレード☆ピープルツリーのチョコ新作いろいろ
森林を切り開かない栽培*インタグコーヒー
小さな支援☆エチオピア産フェアトレードコーヒー
 などなど・・




商店街のお茶屋さんで一息*大山園(大山)

2015年03月05日 | その他東京23区内

今月の業務の、2週間にわたる催事販売が始まっているので、スローペース更新です
あ、いつもスローだっけ


1ヶ月くらい前、4~5年振りに会う友人との待ち合わせで、板橋区にあるハッピーロードまで行って来ました。
ハッピーロードはテレビで何度も見たことはありますが、行くのは初めてです。

でも実は私は板橋区熊野町生まれ、大山駅の近くです。
生後1年で文京区に引っ越したらしいので、もちろん覚えていません。



待ち合わせより1時間以上早く行って、ほぼ全域歩きました。




すごーく寒い日だったので、温まりたいな~とカフェか喫茶店を探すも見当たらず、、、
(駅から少し離れた所にはあった)
でもチェーン店やコーヒーショップは嫌だったので、


日本茶喫茶「お休み処 お茶の大山園」さんへ。

茶審査技術六段・日本茶アドバイザーの資格を持つ3代目店主が経営される、日本茶専門店。
販売スペースの奥に、お休み処がありました。

許可をいただいて店内を1枚


ほうじ茶ラテをいただきました。
あったまる~~


ほかに、煎茶セット各種・抹茶セット・抹茶ラテ・ハーブとブレンドした緑茶ハーブなど、
様々なメニューがあり、茶葉へのこだわりと共に、新しいものも取り入れようとする思いが感じられました。

「抹茶ぜんざい」と大山園オリジナル「抹茶ソフト」が気になるなぁ~
あと、普段かき氷はあまり惹かれないのだけど、新茶葉と宇治抹茶を氷の中に凍らして閉じ込めた特殊製法の宇治金時かき氷、というのを試してみたい!




お休み処 お茶の大山園

東京都板橋区大山町6-8
03-3956-0471
10:00~20:00(L.O.19:30)
火曜日11:00~19:00
不定休(HPにて告知あり)