困窮邦人

フィリピンの困窮邦人
2012/09/05
　テレビの受け売りですが、フィリピンには、日本で食い詰め、フィリピン人女性を頼って渡航し、居ついてしまった日本人中高年男性が多いそうです。
　彼女達にも裏切られ日本にも帰れず一人でホームレス生活も当たり前のようです。その一人がテレビに出ていました。古ビルの屋上に掘立小屋を作り住んでいます。ビルのオーナーの私用、扇風機を掃除して８０円貰い、屋台で一皿の食事を食べていました。暑い所ですから、野宿も遠足気分で気軽のようです。
　縫製工場で日給８００円でアイロン掛けをしている５０才男性も居ました。
　
　インドネシアの土木工事に従事したとき、元日本兵の残留兵士が通訳や雑用で一緒に働いていました。フィリピン進出の日本企業は、雑用などで彼らを雇用出来ないものでしょうか？
　高校同級生の向坊弘道さんは、首の骨を折って全身麻痺でしたが、冬には、仲間と避寒にフィリピンに行っていました。フィリピンには、介護を仕事としてくれる人が多いようで、良く世話をして貰えると向坊さんの仲間は楽しみにして行っていました。儲けにしようとすれば無理があるでしょうが、身障者コロニーを組織し、困窮日本人や看護師を採用し、理想の設備を作る人はいませんか？

　困窮日本人を放置するのは冷たすぎます。大使館は、集会などし所在を把握し、年金の手続きや支給などのお手伝いをしましょう。そして医療の世話にならないといけないときには、日本政府のお金で面倒みましょう。
　国内で資格ない韓国中国在留人に生活保護を与えるより、海外で困窮している日本人を助けることは意義あることと感じます。

　淡路恵子さんは、フィリピン人歌手ビンボー・ダナウさんと結婚しましたが、後、離婚し子供二人連れて帰国し、中村錦之介さんと結婚しました。　国際結婚したけれど不幸があり、日本人の血を引く子供が認知されず、放置されている例も多いと聞きます。日本人の人口は減少しつつあると憂う人は多いです。日本人の子供は認知し教育など受けさせましょう。大使館職員は国会議員外遊の世話で仕事出来ないとかの話を聞きます。日本人増加作戦として、人道援助部隊をフィリピン大使館に設けましょう。遺骨収集などはもう止めましょう。
　フィリピンの困窮邦人の話を聞き、寂しく思います。現状では棄民状態です。
　彼らも生活保護受ける権利はあるでしょう？