朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

さくら羊羹

2014-10-25 10:02:12 | 21世紀
さくら羊羹
2014/10/25
 このブログの読者で高校同級生の若林栄子さんから、若松名産の物を、頂きます。一昨年、丸窓てんぷらを頂き、好きになり、毎月、買いにいっています。
 今年には、さくら羊羹を頂きました。若戸大橋を渡って真っ直ぐ行き、高塔山登山口の交差点に店があるのは知っていました。
 羊羹というと「虎屋」と言う風にいわれますが、「さくら羊羹」を食べて感激し、これが本当の羊羹だと思いました。
 レトロは北九州市門司区のキャッチフレーズですが、さくら羊羹はレトロの感覚です。私の子供時代に憧れた味、戦後の活力を感じる味です。
 虎屋羊羹は、ゼラチンやフレーバーを色々入れ、柔らかい、上品なものになり、フランスなどでも売られていると聞きます。値段も高く、東京のお土産として奮発する品物になっています。
 昭和を感じさせる、固くて歯ごたえのある甘味、中々探してもないものです。
 家の庭の手入れは、安く値切ったものですから、9月になってしまいました。作業の日には、駐車場を空けなくてはいけないので、8時前からドライブに出かけました。思いついたのが高塔山です。そんな時間、行く人も居ないので、狭い道も、下手くそ運転でも大丈夫でした。山頂の駐車場をぐるっと回って、そのまま降りると8時半くらいでしたが、さくら羊羹の店は開いていました。値段も手頃で、虎屋の大きさの半分以下ですが、値段は10分の1くらいです。
 これからは、ちょっとした手土産には、さくら羊羹にしようと決めました。
 この頃はグルメだとかで凝った洋菓子が宣伝されます。
 あんなものより、家のお茶菓子には、このさくら羊羹の方が、どんなに落ち着く事か。年寄りだから、昭和を懐かしく感じるのかもしれませんが、若い人達も、是非、味わってみてください。やる気の湧く、お菓子です。
 レトロついたのか、妻が「コンビニに行くけど欲しいものない?」と訊くので、「キャラメル買って」と頼みましたら、コンビニにはキャラメルは売っていませんでした。次に行くとき似たようなものあったら買ってといっていましたら、グリコが売っていました。おまけつきは昔の儘ですが、おまけにはICのスポットライトが付いていました。グリコ本体は5粒しかありません。味は昔と変わって、上品ですが頼りない感じです。昭和を探すのは、難しいようです。
 同じものばかり作っていて、進歩がなければ、淘汰される、と言われますが、年寄りの多くなる時代、昭和の匂いを懐かしむ人も多いと思います。
 お菓子や食べ物も昔風のものが好まれるかもしれませんよ。大ヒットは無いかもしれませんがファンはつきますよ。


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