朝礼の話題

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国債処理

2014-02-21 05:13:04 | 21世紀
国債処理
2014/02/20
 日本の借金総額は今年6月末で1008兆円と1千兆円台を突破、その額は国の年間総生産(GDP)のほぼ2倍という他国に類を見ない巨大な数値で、国民一人あたりで見ると、90歳代の老人から産まれたばかりの赤子を含めて皆800万円の借金を抱えたことになる。つまり4人家族なら3200万円の借金を抱えてしまったと言うわけである。もちろん各個人や家庭の住宅ローンや車購入の借金とは別の借金である。
 安倍総理の施政、三本の矢の最終目的は、財政再建です。これが出来なければ、バラマキの民主党と変わりありません。
 安倍首相のインフレ3%政策は、国債の実質減少に役立つことです。
 1008兆X0,03=30.24兆円です。2014年度の新規国債発行額は41兆2500億円になる見込みだそうですが、インフレ率3%が実現すれば、41-30=11兆円の実質増加と考えてよいのではないでしょうか。
 国債発行0兆円で推移すれば、30年で国債は無くなってしまうと考えてよいとしましょう。
 私(渡邉)は、引退後、祖父十七の家に住んでいます。家を整理していますと、戦前の国債や貯金通帳が出て来ました。インフレで価値のなくなったものです。大東亜戦争の戦費は、戦後インフレで帳消しになったのです。
 戦前の円紙幣・軍票など海外で戦費として使われたお金も敗戦で総て無価値になり、海外・東南アジアで使われた日本円は補償などされたのでしょうか?
 インフレは、既に借金のある者にとっては、徳政令のような借金帳消しになるものです。そう考えると、デフレは、既に借金しているものには、借金が大きくなることでもあるわけです。
 現代日本の為政者が、デフレを阻止しようとするのは、大きい意味で財政再建のため、借金切捨てを意図していると考えられます。
 と考えると、これからも、金融緩和は、当分続くし、円高にはなれないということと言えるでしょう。株高はまだ続くと考えるのが正解と思います。
 貯金金利は下がったままがまだまだ続くでしょう。
 安倍総理大臣が続く限り、円安・株高は持続するでしょう。そして、韓国・中国が国内問題で揉める事が起きれば、株高は飛躍的に進みそうです。
 ヨーロッパの繁栄は、世界からの略奪で出来た事です。彼等は働く事を忌避し、奴隷労働を社会の基本としています。戦争だって傭兵を使う外人部隊などを作りました。働くことを善とする日本は、投機はチャンスが公平なら善とする西洋・中国・韓国とは違います。次は我々日本の時代です。


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