朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

ホテル=下宿屋

2012-08-22 21:01:07 | 21世紀
ホテル¬=下宿屋
2012/08/23
 アメリカ映画を見ていて、ホテルには長期滞在者が多いのだなと、若い頃から思っていました。都会の公園のベンチで1日中坐っている雰囲気の御婆さん、夜はホテルのレストランで食事をしています。そんな行動を当たり前のことと書いていました。
 クリント・イーストウッドの「ペイルライダー」で主人公はならづ者です。その町に復讐に来るガンマンに対抗するため雇われました。彼の第一の仕事ははホテルを空にすることでした。西部の田舎町なのに長期滞在者が20人位いるのです。料金は安いのでしょう下宿屋替わりのようでした。
 日本では、そんな形の下宿屋はありません。日本の都会ではワンルームマンション1部屋60,000円/月は掛り、それが払えなければホームレス生活です。
 中国人は、そのワンルームに何人も一緒に住んで住宅費を安く上げています。
 テレビで時々報道される、若者の都会生活では収入の50%が家賃と言っていました。観ていて、親元の家から通勤すれば、家賃分要らないから楽だろうなど考えました。
 ホームレス対策で就職斡旋する市役所担当者の奮闘も良く報道されます。
 昔は雇用促進住宅という施設がありましたが、今はどうなんでしょう?
 今こそ、若い人が1万円~2万円/月で入居できる公営住宅があると、期間工や短期従業員なども生活出来ます。東京郊外の団地には入居者が少なく地元スーパーも存続できないといいます。こういう団地を国が補助金出しても若い人達に安く入ってもらいましょう。郊外ですから交通時間・交通費も掛るでしょうが、地域の発展の意味を込めて公費補助してやりましょう。
 若い人をそんな形で集めると犯罪や、喧嘩などもありうまく行かないという意見があるでしょう? 隣組組織や、警察の訪問など対策は出来そうです。
 日本でアメリカ式のホテル=下宿屋が成り立たないのは土地代が高いからです。公営団地など、国の無料貸与などで、自立老人のホテル下宿屋が安くできれば、入りたいな。病院や介護施設と考えると経費が高くなりますが、アメリカ式ホテル下宿屋と考えれば老人にも生活出来るのではないでしょうか?
 完全介護の養護施設や、現存の有料老人ホームは贅沢過ぎます。それらと姨捨山の中間の施設として考えられないでしょうか?
 公園や市民会館・劇場の植木の影に老人が憩う姿は日本にはありません。アメリカ映画の雰囲気ですが、老人大国日本は老人憩いの環境も考えたいですね。
 年取ると、映画を観ても、若い頃とは違う感じがあります。外国の独居老人の生活など見てみたいな。作り物でない雰囲気のあるものを知りませんか?


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