攻撃の表情

攻撃の表情
2013/02/13
　国会が始まり、民主党の質問が始まりました。
　前原さんは、従軍慰安婦についての見解を質問しますが、在日韓国人から寄付を貰っている義理立てのように、安倍首相の発言を、以前の河野談話と違うと言い張っていました。攻撃の表情は硬く、好意を感じませんでした。
　日銀総裁に対しても、民主党政権の時の意見と自民党政権になって、変わってしまった。日銀は自民党の言いなりに意見を変えると、民主党を裏切っていると言うように眼が吊り上っていました。
　輿石さんは、何かの同意人事で、「マスコミが先に知っている人事など受け付けない」と人相悪く、断言します。
　こんなに、感情的に怒りや反発の表情をするのは、外交交渉など出来ない人達です。韓国や台湾の国会議員は、議場で喧嘩をしますが、アメリカ・イギリスでは、にこにこユーモアを交えて話すと言います。日本はその中間で民主党は中の下ですね。
　女子柔道の暴力事件も、中の下の女子部員が表情硬く打ち解けないので、下の外交下手の監督は暴力を使うことになるのでしょう？
　私達も、何かを主張する時、感情的になれば、民主党や女子柔道のようになります。気を付けたいものです。
　春闘で、「景気良くするため給料を上げよ」とマスコミは言いたて、組合側の連合は、眼を吊りあげてベースアップを要求するでしょう。しかし、組合の活動する大企業の周りには、中国と競争している中小下請け企業もあり、大企業や公務員の中には、派遣社員や臨時雇用員もあり、彼等のことも考えて行かないと、良い日本にはならないでしょう。
　非正規雇用の採用は、違憲であると言うような活動を「連合」が春闘ですると面白いと思いますが、非正規社員のいることは組合員の給与を上げるためでもあるのですから、利益・不利益の考え方からは出て来ません。正義・不正義、差別・公平の考え方をすれば、表情柔らかく議論が出来そうに感じますが、大企業高収入社員は、ベースアップを止める春闘をしませんか？そしてそこから次の世代の民主党員が生まれると思います。
　それにしても、安倍総理大臣の表情・態度は素晴らしいです。民主党の感情的な憎しみの表情の駄目なことを国民に教えているようです。自民党の茂木さんの表情もいいです。石破さん超えた人物に感じます。
　中国の習近平さんは、感情を表しません。嬉しそうな表情も、怒った表情も出しません。こんな人が日本の政治家に居るとすれば、小澤一郎の上ですね。