朝礼の話題

見たり読んだりして、感じたことを朝礼で話しています。この頃は仕事の話は少なくなりました。

お墓の管理

2014-07-20 23:23:07 | 21世紀
お墓の管理
2014/07/21
 私(渡邉)には、息子が居ません。こんど男だろうと4人子供をつくりましたが女ばかりでした。2人は嫁に行きましたが、残る2人は結婚の意志がありません。
 渡邉家も娘の代で終わり消滅することになります。
 お墓の管理を考えると先祖に対して申し訳なくなります。
 北朝鮮との政府交渉では、北朝鮮で亡くなった戦時の日本人の遺骨の返還も打ち合わせ事項に挙げられていますが、遺骨とその管理と言うものは大切な事なのだと改めて考えさせられ、自分の家の遺骨の管理も出来ない状態を寂しく思ったことです。
 地方から単身上京し、生活場所をそちらに決めてしまった人達は、お墓の管理など、どう考えるのだろう?
 「赤毛のアン」の続編は沢山あります。アンが学校の先生をしている時の趣味は、その地方のお墓を訪ね、お墓の碑文を読んで、その人の生前の生活を想像することでした。西洋では、お墓は個人の為に作られるもので、家族とか一族を祭るものは無いようでした。日本とは考えが違うようです。
 沖縄のお墓は一族のもので、立派です、盛大にお祭りされています。しかし、既成の宗教とは結びついていない土着の風習に則っているようです。
 日本のお墓は仏教のお寺と強く結びついています。先祖崇拝の風習と重なり、何何家の墓と書かれているものばかりです。
 最近では、散骨とか樹木葬とか言ってお墓を作らない話もよく聞きます。
 お墓の管理などしない理屈のようです。
 フィリピンで戦死者の遺骨収集はいまでも続けられているそうですが、遺骨に対し、お金を払うものですから、フィリピン人の古い骨も沢山混じっているそうで、DNA鑑定する場合もあるそうです。遺骨収集など、もう止める時期のような気もします。
 私の田舎では、私の先祖の墓群が山の墓地にあり、字の書いてあるもの、ただの石を置いてあるものなど20個くらいあります。毎年、掃除・お参りにいっていましたが、足が悪くなって、不義理をしています。こちらに移転しても、子孫が絶えてしまうのですから、移転も意味ないとそのままにしています。
 日本は核家族から少子時代になり、人口減少時代になります。これから、私のように、お墓を放置する例が多くなりそうです?仏教寺院の力も弱くなるでしょう?日本のお墓はどんなことになるのでしょうか?
 歳取ると、変な事を考えるようになりました? 若い頃と変わりますね?

一事不再理

2014-07-20 00:03:43 | 21世紀
一事不再理
2014/07/20
一事不再理(いちじふさいり)とは、ある刑事事件の裁判について、確定した判決がある場合には、その事件について再度、実体審理をすることは許さないとする刑事訴訟法上の原則。根拠は憲法39条とされ、刑事訴訟法337条、338条、340条に具体例がみられる。
●国営諫早湾干拓事業(長崎県)の開門調査をした場合、国に対し、地元住民に1日計49万円の制裁金支払いを命じた長崎地裁の間接強制決定。開門強行に「待った」をかける内容だけに、地元ではひとまず安堵(あんど)感が広がった。
佐賀地裁(波多江真史裁判長)が4月、6月11日までに開門しない場合、1日49万円の制裁金を開門派漁業者に支払うよう命じたからだ。
 だが、異なる司法判断が乱立し、国は「開けても制裁金、開けなくても制裁金」という前代未聞の事態に陥った。混乱のさらなる長期化は避けられず、干拓地の営農者は「安心して農業ができない。いつまで司法に振り回されるのか」と憤りの声を上げた。(田中一世)
刑事事件では、一事不再理の原則で、同じことを何度も裁判は開かれません。
民事事件では、諌早のように、異なる裁判所で異なった判決がでるのは、頷けません。担当裁判官の解釈でどうにでもなるという印象を与え法律の権威を落とします。
 衆議院議員の一票あたりの格差についても、各地の地方裁判所で違った判決が出て、違憲だ、違憲状態だ、と新聞では統計が出る始末です。
 「憲法の解釈変更は許さない」とマスコミや左翼大学教授は、声を張り上げますが、現に、地方裁判所などでは、勝手に解釈変更をしているようです。
 「自衛隊は戦力ではない」と言う解釈も、最高裁判所などでは認めているのでしょうか?
 裁判所が技術的なことを、判断することが、正しいのでしょうか?
 開門調査など、常識的に見ても意味ないことと、私(渡邉)は考えます。開門調査は管直人が言いだしたことで、反政府運動と民主党の人気取りの行動でしかありません。
 原子力発電所の再稼働も、地方裁判官は危険で違憲と判決しました。日本の科学者の粋を集め、検討している検討機関より知識があるのでしょうか?
 民事裁判も一事不再理を法律化し、異なった判決を防止しましょう。
 科学的データなどの解釈は、専門委員会の意見を参考にするなどの法律が欲しいですね。素人の裁判員制度に任せますか?