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我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

食文化守られた

2010年03月12日 | 記事紹介

 中日新聞 CHUNICHI WEB

 http://www.chunichi.co.jp/article/national/news/CK2010031902000226.html

2010年3月19日配信

  記事の紹介です。

 

「食文化守られた」 マグロ禁輸否決で市場関係者や消費者

2010年3月19日 夕刊


マグロ専門店の店頭に並ぶクロマグロ(本マグロ)の切り身=19日午前、名古屋市中村区名駅の柳橋中央市場で

 マグロを食べる日本の文化が守られた-。大西洋・地中海産クロマグロの国際取引の全面禁止が焦点となったワシントン条約締約国会議。18日の委員会採決に続き、24日の全体会合でも否決される可能性が強まり、マグロの入手困難や、価格高騰を懸念していた東海地方の市場関係者や消費者からは安堵(あんど)の声が上がった。

 遠洋マグロ漁船5隻を操業する三重県尾鷲市の「長久(ちょうきゅう)丸」は3隻が大西洋でクロマグロ漁の最中。大門長正社長(43)は「可決の場合は主要漁場が失われ、太平洋などへの漁場転換を迫られるところだった」と否決を歓迎。一方で「日本が輸入マグロを高額で買い付けていることが乱獲の背景にあり、資源について監視の体制など真剣に考えるきっかけとしなくてはならない」と口元を引き締めた。

 名古屋市中村区の柳橋中央市場で店を営む犬飼守さん(60)は「とりあえずは安心した」とほっとした表情。「商社が1、2年分保管しているから、一気になくなることはないと思っていたが、全面禁輸となれば価格はじわじわ上がり消費に悪影響が出ただろう」と胸をなで下ろした。家族ですし店を営む岐阜市神室町の岡本武士さん(72)は「禁輸されれば、他のマグロに影響が出ただろう。今でさえ、中国の富裕層が買い占め価格が上がっていたので良かった」と話した。

 食卓にマグロは欠かせない家庭からも歓迎の声が相次ぐ。名古屋市名東区の百貨店勤務の女性(60)は「昨晩もマグロの刺し身とおすしを食べた。今後も好きなマグロを食べられそうで良かった」と笑顔。一方で「日本は世界の場でアピールが下手。マグロを食べる習慣を日本文化として世界に知ってもらえるように頑張って」と政府に注文をつけた。

 岐阜市多賀町の主婦(59)も「お値打ちな外国産の冷凍マグロも高くなり、たくさん食べられなくなってしまうと心配だった。刺し身好きとしてはありがたい」と喜んだ。

  記事の紹介終わりです。

 

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