我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

穀潰しには、物はやらない。

2009年09月27日 | 別冊付録

☆m(._.)m☆ 左近尉の付録

 

穀潰しには、物はやらない。 左近尉

現在の、『金融危機』の悲劇は、被管理部門=実体経済の、勤労者に、カネが少なくしか、流れないことに加えて、職の喪失という、脅しまで、突きつけられている。この事にある。政府紙幣を発券するにも、特別給付金で、この混乱ぶりでは、現在の、『日本の政治』には、これを、コントロールする能力も正義も、無いのだろう。

政府紙幣よりも、勤労者紙幣を、自らが、発券すれば、良いだけのこと。当局以外が、紙幣の発行を行う事は、御法度であったが、最近は、『地域通貨』は、オーケーらしい。ならば、ビンボウ人どうしで、自分たちの通貨を造り、それを、自分たちだけで運営する。言い方を変えれば、実体経済の、生産物を、政治や金融そして、マスゴミなどの、情報部門等の、寄生的な、【エセ管理】部門などには、けっして、渡さずに、自分たちだけの、経済系を造ってしまえば、寄生虫たちは、干上がるだろう。
我が郷のように、農林水産部門が、主流の産業構成の、地域では、これが、結構簡単にできる。エセ税務管理部門に、財貨の流出を避けるには、物々交換と言おうか、家庭内消費にしてしまえば、把握は、当局(=盗賊)には、難しいだろう。
都市部の第三次(最近は、第四次なる、まがまがしい、分類もあるらしい)産業に従事する人たちでは、家内消費とはいくまい。しかし、此処こそ、『地域通貨』の面目躍如である。日本政府の真券が、不足しているのだから、その分、地域通貨、言い方を替えれば、クーポン券を発行すればよい。一万円の、日本国真券(現行通貨)と引き替えに、二万円分の、クーポン券を渡せば、消費は、爆発的に伸びるだろう。この、クーポンは、もちろん銀行には、通用しないので、貯蓄に回ることもない。商品売り上げで、手にした、この通貨は、域内で、また、消費的に使用すればよい。つまり、体の良い、ブロック経済である。何故に、自由経済主義者(=世界経済の寄生者)が、ブロック経済を、蛇蝎のように忌み嫌うのかは、其の答えが、此処にある。この経済系は、エセ管理者(=政府や金融)を排除しているからである。

もっと、卑俗な言い方をすれば、飲み屋街で、店の女将や、旦那方が、ツケけで、お店を利用しあう。支払は、飲み物や食材費など、仕入れの代金、つまり原価代、だいたい、一般料金の、25パーセントほどを決済すればよい。

以下は、
http://detail.booklog.jp/asin/4150501777
からの、紹介です。

(^_^;)記事の紹介です。 

著者は、日本の権力構造は先端のないピラミッドだという。一部の省庁の高官、政治家(自民党)、経団連を中心とする財界人を含むグループに、農協、警察、マスコミ、暴力団などの準グループなどで構成される。これらの構成要素がもたれあい、お互いが強大な権力を手にしないよう影響しあい、半自律的な<システム>として権力構造を構成しているという。これら構成要素すべてを統率して牛耳るいかなる中央機関も存在せず、究極的な政策決定権をもつ最高機関が存在しないのが日本だと言うのだ。この本が書かれた1990年当時から、その強固なシステムはいくらかのほころびを見せつつあるが、依然として日本の権力構造の基本の枠組みとして理解しておくと、いろいろなことが腑に落ちる。まさに目からウロコの衝撃の一冊。

(^_^;)紹介終わりです。

つまり、『日本の権力構造』の、ダニや寄生虫に、実体経済の、生産物を渡さない、経済こそ、本当の、【政府紙幣】の真の、目的あるいは、機能なのでしょう。これを、現在の、ヘタレな政府に求めることは、其処に、論理の無理があります。一部の、政治家に、無利子国債の理解を示すむきもあるようです。これは、彼らにしてみれば、また、オカネを盗む機会が増えることになるからです。

なお、紹介記事の中では、政治家に自民党だけを、あげていましたが、其の他の、例えば、民主はもとより、社民、共産党などまでも、同類と思われます。彼らも、日本国の一番の、寄生者である、アメリカ政府や、金融を、根源的(ラジカル)には、批判できていません。彼らも、寄生的特権者なのでしょう。

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