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紅赤の壁

2009-10-17 | Weblog



陽が傾き始めると同時に気温が下がりはじめ吹く風も体にしみまさに秋が深まっていく感じ。



                        


裏の壁のヴァージニア クリーパーが最後の紅赤化粧。

赤く燃える空

2009-10-16 | Weblog
フランスでの田舎暮しは10月半ばでしばしのお別れ、出発前日の夕方は夕食も中断になる程の鮮やかな夕日が現れた。





不思議なことにフランスに滞在している間は一度もカレーを食べたいとは思わないのだがイギリスが近づいてくるにつれその気持ちが募ってくるのはいったいどういう訳なのだろう。

リモージュを過ぎるあたりからサーヴィスエリアで停まるたびに温度がさがり身震いをする程だ。
それとともにに木々の色が黄色から紅色に美しい。

パリを通過する時はいつも緊張する、
サテライトナヴィゲイターのサマンサは我々が運転する車にセーヌ川を渡ることを指示しパリの町中の大渋滞に巻き込ませ
そしてまたセーヌ川を超えろと指示してきた。
強烈なイングリッシュ訛りのフランス語そんなエレクトリックヴォイスで言われると滑稽さで腹立たしさも少しはおさまる、
そしてなんといってもきれいなエッフェル塔が見えたことだけでこれは許せるが次回はきっぱり無視しよう。






秋のスクエア

2009-10-14 | Weblog




イギリスからやってきた犬ということだけでロンドンに帰る前日はヴェスパーは獣医に診てもらわなければならない。
フランスからイギリスに渡る犬やその他の動物はそのたびに獣医の診察が必要になる、
島国のイギリスに悪い病気やノミなどを持ち帰らないよう厳しく警戒するという訳だ。
70年代頃は検疫所で4、5週間結果を待たなければ入国できなかったようだ、
それに比べれば今はマイクロチップも入れられ簡単になったもののその都度の診察料はばかにできない。
そして人間と同じ車に乗っているだけというのに海峡をわたる運賃さえ請求される。





       
          


Lentilles au Petit Sale

2009-10-13 | Weblog


Lentils with Salt Pork
というレシピを エリザベス デイヴィッド の料理本から見つけた。
塩漬けのタラが旨いように塩漬けの豚肉もこれと同じ旨味効果があるのだろう。
バラ肉などの安肉を旨く食べるという知恵でもあるかもしれない。
この塩漬けの豚肉はイギリスの家庭ではできないそうだ,
というのは塩と共に必要なものが硝酸カリウムという爆弾を作る原料となることから市販は禁止されているという。

いったん茹でて塩抜きをした後フランス中部特産のとっても美味しい緑のレンズ豆と煮込むだけという簡単な料理法。
違った種類の豆を使うとはいえこれはカスレの料理法に通じるものがある。
緑のレンズ豆は炊きあがりは汚いくらいの緑色になるので出来上がりはきれいではない、
そしてレンズ豆はピューレにしたもののほうが味はさらに良くなると思う。
豆料理はいつでも旨いものだ。