六日目、10月4日、カストロ

2008-10-18 | Weblog
六日目、10月4日
睡眠剤代わりに空港で買ってきたスコッチウイスキーの小瓶はとうとう開けずじまいですみそうだ、今朝はゆっくりと8時近くまでぐっすり眠っていた。
いつもと代わり映えのない朝食をとりマーケットストリートの路面電車に乗りカストロまで出かける。
行きすがら大きなペットショップの看板を見つけ途中下車、スーパーマーケット並みの大きな店内の中は豊富な品揃えとバスやシャワー施設まで備えられグルーミングまでできるようだ、なんともうらやましいかぎりである、ここでヴェスパーの一歳のプレゼントをしこたま買い込む。

ゲイカップルがベイビーバギーを押している姿や人々の服装が違うくらい、カストロは二十数年前と街並みは驚くほど変わりない、
交差点角にあるローカルバーのバーテンダーはあの当時の若者だったに違いない、
カウンターの隅で話し込んでいるミドゥルエイジ達はきっとオールヤングアメリカンボーイズだったに違いない、
今は日ごとに加速していく老いをみつめながら人生を楽しんでいるのだろう。


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