イギリスの味

2009-12-02 | Weblog
クリスマスが近づいてくるとスーパーマーケットの棚には色々なサイズのクリスマスプディングが出回ってくる。
初めて食べた時から今になっても好物とはほど遠い食べ物だがクリスマスディナーの閉めには欠かせないデザートだ。









アメリカ人の友人に言わせると干しぶどうやナッツの入ったクリスマスプディング、クリスマスケーキ,ミンスパイはどれも似たような味と食感でつまらない物だという。
ぼくにとってはあまりの甘さと脂肪分の多さで一口味わえば十分だが
イギリス人やアイルランド人にとってはクリスマスには無くてはならないものの一つなのだろう。

今年は数年来作っているクリスマスケーキとあわせてクリスマスプディングとミンスパイを作ってみた。



レシピは百人百用だが要はドライドフルーツやナッツをブランデーやウイスキーに浸した後
バターとは違ったスエットという動物性脂肪と小麦粉をからめた生地で練りこみすり鉢状の器に流し込み数時間蒸して出来上がりという物だ、一年ほど前に作ってねかせておき味を馴染ませるということもできるらしい。

友人に一つ差し上げる約束があったため小さいカップを作り試食してみたところ市販のものとは違ったさっぱり味のクリスマスプディングが出来上がった。










11月は観測史上最も降雨量の多い月だったそうだ、数年前にもそんなことが言われていたように記憶する。