中村ふみ著『裏閻魔』読む。新設されたゴールデン・エレファンタ賞の第1回受賞作品。面白かったけれど、う~ん・・・なんか、軽いというか、まあ、それこそがこの賞の狙いでもあるんだろうが・・・選評にもあるが、この賞は海外、具体的には英語圏と中国語圏での出版とメディアミクスを前提に作品を募集している。となると、翻訳やメディアミックスに適しており、またそれに耐えうる性質のものでなくてはならない。それならこう云った作品になるのかも、って感じだ。
どうも読むオレの側にも問題があるんだろうが、こういうライト・ノベルみたいなものには入り込めない。決して面白くないって訳じゃないんだけれど、どうも作品に引き込まれてその世界にどっぷり浸かってしまうみたいな・・・そんな風にはならない。それだから、どうも微妙な読後感。
どうも読むオレの側にも問題があるんだろうが、こういうライト・ノベルみたいなものには入り込めない。決して面白くないって訳じゃないんだけれど、どうも作品に引き込まれてその世界にどっぷり浸かってしまうみたいな・・・そんな風にはならない。それだから、どうも微妙な読後感。