うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 上天気に誘われて

2010-11-29 07:59:55 | 映画
     そうそういい映画にはぶつかりません

 上映時間に日曜日のことで、バスの時間がうまく合致しません。早目のバスで水戸駅前まで、そこで約二時間ぶらぶらして時間調整であります。北口のメインストリートを散策、銀杏坂と銘された舗道の銀杏が見事に黄葉しております。
 行きは日なた道、帰りは日陰道を歩きましたが、テナント募集の看板が目立ちます。何処の街でも同じ現象が噴出していることとて、今さらといったところですが、思いなしか人通りも少なく感じます。クリスマスの飾り付けも行われておりましたが、うら淋しい気分は拭えません。
 もっとも夜になって電飾が点灯されれば、趣も違ってくるのではないかと、期待もされます。ぶらぶらしながら薬局で切れ加減の歯磨きとバンドエイドを買います。かみさん一軒の店に立ちどまり、来年の干支である兎の置物を買います。小生は現実的な、かみさんは夢の買物とでもいえますか。
 三十分前に映画館にもどります。飲み物とポテトフライを買い場内へ。十五分前に開場です。映画は「行きずりの街」。映画の感想はと問われれば。これこそ簡単明瞭、一言で済みます。極端に分かりづらいです。一応ミステリー仕立てとありますが、筋立てそのものがミステリーでは、おまけに場面が現在と過去と転回も簡単に読みきれないのです。ただただ暴力場面が凄いばかりで現実離れしていて、おまけにとってつけたようなセックスシーンもついていけませんでした。

 かみさんの買ったプログラムを後で読むと、人物相関図が掲載されています。相手も相関図を載せなければ観客には理解できないと分かっていたのかも知れません。それなら観る前にじっくりこの相関図やストーリーを読み、頭に叩き込んでから観ればよかったと悔やまれました。なるほど、そうだったのか、そういう関係にヒーロー、ヒロインの二人はあったのかと悔やまれます。
 しかしミステリーとある以上、余り筋書きを前もって知ってしまうのも、如何なものかと疑問も残ります。ただ都会の繁華街を舞台とした画面画面が、年寄りには刺激が強いと申しますか。こんなところには、とてもじゃありませんが住めないといった恐怖感が、しきりと湧いてきました。
 なれば映画の製作者や監督は、己たちの目的を達したともいえなくもありません。

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