この暮れにきて、すごい映画が封切られました。この映画、今後名作として映画史上に、永遠にとどめ置かれることは間違いありません。そして監督は名監督としての地位を、この作品で不動のものとしました。ちと褒めすぎでしょうか。
監督としての技量は、ファンタジーとして霊界と現実との交差が、なんの不安もなく観る側の胸中に溶け込んできました。見事と言うしかありません。
また出演陣としては主演の吉永小百合をはじめ、「嵐」の二宮和也の演技はいくら褒めても褒めすぎではありません。
最後に「闇屋のおじさん」を演じた加藤健一、まさか山田監督の映画でお目にかかるとは思いませんでした。彼は下北沢の本多劇場を本拠に活躍してきたお方です。「加藤健一事務所」の主宰者でして演劇人として数々の賞を受賞してきた演出家でもあり、脚本家、役者さんでもあります。
彼を起用した監督の眼力に脱帽であります。
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場内の階段を降りるとき、見知らぬ方々から「感動しました」。「涙が止まりませんでした」と声をかけられました。
こんな経験、初めてのことです。