アメリカ映画「エリジウム」を観る
最近映画中毒に罹っている状態である。といって最近観た映画をすらすらと羅列できないのが悔しい。子供のころ観た映画のチケットの半券を収集していれば別だが、今はそんな気力も無し。観るそばから古い順に忘れてゆくわけだが、月にというより10日に1つは間違いなく観ている筈だ。
かみさんを伴い、小生主導の作品選びで彼女には我慢してもらっている。しかし隣で観ている彼女の気配で、まあ納得してもらっていると自負しているわけである。映画を観終わり、帰りの時間によって、食事が昼食になったり夕食になったりし、そして食するものが寿司になったり蕎麦になったりする。もちろん小生の前には酒がつくといった至福の時であるわけだ。
そしてバスの時間を見計らってお茶うけのお菓子を買ったりするのだが、コレ、かみさんのささやかな楽しみである。
さて映画だが簡単に述べれば、荒廃した近未来の地球を超富裕層の人のみが脱出して、理想郷ともいえる人工衛星「エリジウム」で暮らしていて、半ば難民化して地球に暮らす悲惨な階級の人々と対照的に描かれていく。
映画はこんにちの差別社会を意識して作られいるのは明らかであるが、「エリジウム」の世界がいま一つ理想郷として描き切れていない不満が残る。余りにも貧民層の過酷な地球での生活が悲惨すぎるのに対してである。
映画館を出て、蕎麦を食しながら考えた。小生夫婦の年金収入ではたして地球を脱出して「エリジウム」で暮らせるのか。もちろんノーであろう。そこで暮らせるのは超富裕層てけであるから。しかし無機的な人工的なパラダイスは、負け惜しみでなくご免だ。
さてここまで書いてきて、順不同ながら思い出した映画を並べてみる。「少年H」・「終戦のエンペラー」・「ワイルドスピード」・「ホワイトハウスダウン」・「ワールドウオーZ」等々であった。
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