うたのすけの日常

日々の単なる日記等

90才になる姉を老人ホームに見舞う

2014-06-20 08:07:46 | 暮し

 昨日は朝から青空、そして空気も爽やかで、ここ4・5日の陽気とは一味違う。そこで思い立って姉を見舞おうと決める。かみさんも勿論大賛成で昼過ぎにホームに着くように家を出る。
 ホントは秋口を予定していたのだが、どうもここ数日しきりと気にかかっていたので、それならいっそ会いに行ったほうがすっきりすると思ったからだ。
 行先は水戸から一本で行ける南千住であるが、特急が停まらないので各駅停車で行き当たりばったりで行くことにする。

 電車もそれほどこまず、窓外の景色をのんびり眺めながらの旅路、2時間そこそこを退屈せずに終わって駅から5分というホームに到着である。
 姉はベッドに横になっていて、話をかわすうちにかなり体力が衰えてきてるのが見て取れる。しかし徐々に分かってきたことは、移動はすべて車椅子、それでも食事は食堂まで行くそうで、その点は良かったとホットする。
 しかし排泄はオムツということで、それがいささか心配である。処理は丁寧にやってくれると言うが、どうもといったところだ。

 帰る段になってこれで最後かねと、淋しげに言って目に涙を微かに浮かべる姉に、2人してそんなことないよまた来るからと励ます。
 姉の洩らす言葉が耳から離れぬまま帰路に着いた。「生きていくのが、近ごろ苦しくなってきたよ」そして「死んで焼かれるのは熱くないのかな」。

 



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