7月30日(火) 今月も明日で終わりである。
朝起きると夜来の雨も上がったようである。しかしベランダの物干し竿に、水滴が鈴なりになって大量に並んでいる。この分では庭も、大量の水を含んでいる筈と草取りは中止とする。あらかた恰好はついているので、気分はらくである。
それより7月は日本列島も小生にとっても、あまり良い月ではなかった。日本列島は北から東、西そして南と軒並み雷雲と豪雨に容赦なく見舞われ、山は崩れ川は氾濫、住宅は床上床下と泥流が襲い、家も流され死者も出る。惨憺たるあり様を呈している。
こんなに惨事が続くと悪霊が列島にとりついて、ところ嫌わず跳梁跋扈しているのではないだろうかと考え込んでしまう。こうなったら日本中を挙げてお祓いをした方がいいのではないかと言わざるを得ない。
そんな中かみさんは友だちと連れだって、通称「無縁様」と称するお地蔵様のお詣りに出かけた。12時集合である。おそらくホテルかファミレスで食事であろう。小生は1人、今朝焼いたしゃけの残りでお茶漬けをかっこむ。
それはそれで結構なことではあるが、かみさんの出がけの言葉が毎度気に食わぬのである。そのたびに口論になるのだが、「じゃ、行ってくるわ。おとうさん1人でのんびりてきるわね、意地を焼かせる人もいないし」。
だれがのんびり出きるもんかと反論である。1人で留守番するのはこれで結構大変なことなのである。
それが今日は違った。「じゃ、行ってきますね。よろしくお願いします」ときた。これでいいのである。そんなわけで、帰りは遅くなるので今朝洗濯した干しものを込んで、一応はたたんでおいた。
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