うたのすけの日常

日々の単なる日記等

うたのすけの日常 暑さ寒さも彼岸まで その二

2008-03-20 05:09:05 | 身辺雑記

墓参りの帰途に姉の家を訪ねました<o:p></o:p>

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上着を脱ぎセーターを脱いでしまいます。着すぎかもしれませんがとにかく汗一杯になって二つの墓場の掃除です。両親と長姉の墓です。なんとかまあまあの仕上がりで、花を飾り線香を手向けると気持が清々としてきます。汗を拭い手を洗ってお寺を後にします。途中自販機でレモン水のボトルを買い、かみさんと交互に飲みます。池袋に着き次の目的地は飯田橋です。姉は一人マンション住まいをしております。その飯田橋ですが中央線に乗り換えるのに秋葉原か新宿か迷います。去年は秋葉原を選んだのですがどうも新宿廻りのが近いような気がするので駅員に尋ねると、飯田橋に行くなら地下鉄有楽町線で行けば乗り換えなしで行けますと、親切に教えてくれました。しかし既に切符を買っていると告げると、それなら新宿か代々木ですと言います。それではとまたそこで新宿か代々木かで迷いましたが新宿ときめ、降り立つと反対側に電車が到着してます。車掌に素早く飯田橋に行くかと聞けば、行きますと力強い返事がかえります。かみさんと2人勇んで乗り込み、あたしが空いた席に座ると隣の若い男性が素早く立って前の空席に移り、かみさんに席を空けてくれました。頭を2人して下げ礼を述べました。そういえば前の電車でも若い和服姿の女性にあたしは席を譲られました。にっこりと微笑んで譲ってくれ、降りるときに礼を述べるあたしに、またにっこりと笑みを返してくれました。嬉しくなります。<o:p></o:p>

 

12時一寸過ぎにマンションに着きました。去年待ち合わせした下の姉と姪は都合で来られないということで、三人で一年ぶりの再会を祝ってさっそくビールで乾杯。あたしにと姉は一升瓶をテーブルの上に置きます。去年あたしと姪とであらかた一升瓶空にしたと、姉は長男に話していたそうで、それではと二升デパートから届けさしてくれていたそうです。「ええ、そんなこと話したの」と姉に言うと「別にかまわないじゃないの、ホントのことなんだから」とかみさん動じません。<o:p></o:p>

 

届いている幕の内と旬の空豆で酒は進み、ブログの「昔のお話」をプリントして姉に送ってあつたのですが、その話で持ちきりでした。泣いたり笑ったりで、結論としてあたしの話はほぼ正確である、よく覚えていたものと感心されました。<o:p></o:p>

姉は今年で85才、一年ぶりですが一年分年老いたといったところが正直なところでしょうが、それはあたし達にもいえることです。今日会えなかった下の姉は83才になります。いまのところ皆元気ですがこうした酒宴がいつまで持つことができるのか、といった切実な思いがこみあげてきたりしました。<o:p></o:p>