インターホンが壊れる?
早めに風呂を浴び、相撲を観ていると表で名前を呼ばれているのを、かみさんが気付き、あたしがベランダに出て玄関先を見る。「新聞やです」と大声をあげている。急いで階下に降り新聞代を払ったのはいいのだが、インターホンが鳴らないのでと恐縮している。それはともかく、何故にあたしらが留守でないのを察したのか首を傾げる。テレビの音量が外に漏れるほど、大きかったのかと後で気付いたしたのだが。
とにかく懸命に蓋を開け、中を除くとなんと電池が見当たらない。配線で電気が来ているのかと遅まきながら気付き、ドライバーでゴミらしきものを払って蓋を閉める。
えらいことになったと、とりあえず故障の張り紙をする。こうなったら電気屋さんを手配し、直るまで階下に居るしかあるまいと腹を据える。いっそ、フライパンと木槌をぶら下げておくかなんて、かみさんと冗談言ったりしていた。その時、夜勤で出勤の婿殿が降りて来たので事情を話すと、彼がスイッチを押すと鳴るではないか。鳴るじゃないとためらいもなく張り紙を剥がすと、それじゃと車に乗り込み発車である。狐に化かされたような気分だったが、ははーんと気付いた。
インターホンの中のゴミを払ったとき、そのゴミがショートしていたのではないかと推測する。お粗末な話でありました。