日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

平均寿命から考える生命保険の選び方

2009-07-18 | 保険
おはようございます。FP牛込伸幸です。

いよいよ学校は夏休みですね。
小学生のお子さんをお持ちのご家庭、がんばってください(笑)。

わが家の5歳と2歳はおばあちゃんの家にお泊りに行きました。
2歳児ははじめてのお泊りです。夜中に電話があったりして…


■平均寿命から考える生命保険の選び方

昨日の日経新聞に厚生労働省の調査結果(簡易生命表)が出ていました。

平均寿命は男性79.29歳、女性86.05歳。
因みに平均寿命は08年に生まれた赤ちゃんのデータ。
ご自分があと何年?と見るのは平均「余命」といいます。

生命保険は万一のときに入るものです。
では、その万一はどのくらいの確率で起こるのか見てみましょう。

↓同調査より
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08年に生まれた赤ちゃんのうち、
65歳以上まで生きる人の割合は男性は86.8%、女性で93.4%。
90歳以上まで生きる人の割合は男性で21.1%、女性は44.8%。

全体の半分の人が生きる年齢(寿命中位数)は
男性が82.21歳、女性は88.83歳

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死亡保障はお子さんが独立するまで、または、定年退職するまでが中心です。
60歳から65歳まで保障するよう設定することが多いと思います。

この調査をあてはめると、
「65歳以上まで生きる人の割合は男性は86.8%、女性で93.4%」

定年退職するまでに万一のことが起こる確率はとても低いことがわかります。
だから、特に死亡保障は必要最低限入ることが大切だと思います。

ポイントは、必要な期間(60歳、65歳など)を決めて、
途中で保険料がアップしないタイプを選ぶことです。

また、

この調査で驚くべきは、
「90歳以上まで生きる人の割合は男性で21.1%、女性は44.8%」
かと思います。

今では高齢者も病院にかかるには、保険料の支払いと、医療費の支払いが
必要になる時代です。

かつては70歳になったら、医療費タダなんて時代もありましたね。

医療保障は70歳や80歳で保障が切れてしまうものでなく、
終身タイプが主流である理由がここにあります。

ポイントは、保険料の安い若いうちに、
終身タイプの医療保険に入ってしまうことです。

そして、よほどいい保険が出ない限り、
目移りしないことです。

老後資金の計算も注意が必要ですね。
特に、女性が「90歳以上まで44.8%以上生きる」は
みなさん思う以上に長生きなんだなと思うでしょう。

金融の世界では長生きリスクなんていう言い方もされます。
自分で入る年金に終身受取タイプも入れておくといいですね。


今日はこどもたちがいないので、家中のそうじをしています。
特に、こどもが使わないおもちゃをこのスキにリサイクルショップに
もって行こうと思います。捨てるのはもったいないですからね。

牛込伸幸FP事務所
http://www.fpushi.com/

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