日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

地震保険は生活再建のためと

2011-04-26 | 保険
おはようございます。群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。

「自分で着るからいいよ」
次女・年中をいつものように着替えさせようとすると、
自分ですると言い出しました。

何かの本で読んだのですが、
「もう年中なんだから、自分で着替えなさい」
と、突き放すと、逆効果だそうです。

子どもには、そもそも自分でやりたいという欲求があるので、
自分でできそうだと思えば、自分でやるそうです。
ですから、子どもが自分でやるというまで待つ方が早いそうです。

それにしても、長いこと待ちました(笑)

ただ、実際には、たまに自分で着替えるようになったと思ったら、
また、着替えさせて~の繰り返しです。
でも、その周期が長くなって、最後は自分で着替えるのでしょう。

逆に、子どもが自分で着替えたいといっているのに、
時間がないからと、それを妨害してしまうと、
過保護につながるそうです。

●地震保険は生活再建のためと

今朝のNHK朝イチでやっていました。
自宅が全壊しても住宅ローンが残るというケースです。

以下、わかりやすいように、
住宅ローンを借りてすぐに地震の被害にあったと仮定して進めます。

例えば、建物価格が2,000万円の場合、
火災保険は2,000万円入れますが、
地震保険は半分の1,000万円までしか入れません。

住宅ローンを2,000万円組んでいた場合、
建物が全壊して、地震保険から1,000万円出たとしても、
住宅ローンはあと1,000万円残ります。

ただ、実際には、建物だけでなく、
土地の分も住宅ローンを借りているケースが多くあります。

例えば、
土地が2,000万円、建物が2,000万円。
住宅ローンを4,000万円借りて購入した場合、

地震保険は建物価格の半分の1,000万円までなので、
住宅ローンが4,000万円あったとしても、
地震保険から全壊しても1,000万円しか出なので、
住宅ローンが3,000万円残ることになります。

その土地に建物を新築できればいいのですが、
場合によっては、その土地に建てられないケースも多くあります。
その場合、住宅ローンが多額に残ることになります。

地震保険は生活を再建する第一歩を踏み出す程度のものと、
専門家の方も残念そうにコメントされていました。私も同感です。

いよいよGWですね。
萎縮しないで、いつも通り消費することが、
復興のカギのようです。

牛込伸幸FP事務所
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