日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

がんになったらお金がいくら必要?

2010-02-03 | 保険
おはようございます。FP牛込伸幸です。

おとといの夜は高崎でも結構雪が降りました。
昨日の朝、こどもを保育園に送って行きました。
いつもは30分ほどで往復できるのですが、
脇道を使わなかったせいか、渋滞のせいか1時間もかかりました。

まあ、急ぐでもないのですが。
(どうにもならないことは、考えないように心掛けています。
つい、考えちゃうこともありますが・笑)


■がんになったらお金がいくら必要?

1月31日の日経新聞に特集がありました。

東京都中央区でたばこ店を営む山田洋子さん(56才・仮名)の
卵巣がんのケースを紹介しています。
設定がリアルなのに仮名というのがいいですね(笑)
(以下、記事を筆者にて要約します)

がんの治療では、最初にどのくらいの費用を想定しておけばいいのか?
山田さんの場合、最初の入院・手術は30万円ほど(自己負担分)。

ただ、健康保険適用の部分は高額療養費の制度があるので、
1ヵ月の負担は約9万円に抑えられる。

手続きをして30万円-9万円=21万円は還付を受けられた。
(事前に手続きして、最初から自己負担限度額を払うこともできる)

がんの場合、治療が長期に渡る傾向に。
山田さんは再発の可能性が残るので抗がん剤治療を受けた。
3週間に1回~2回投与を受ける抗がん剤は1回あたり4~5万円と高額。
これが長期間続くと家計への負担は大きい。


と、このように最初の入院が終わっても再発防止のために治療が続いたり、
再発や転移することもあるのがかんの特徴です。

最近では治療技術が進歩していますが、
反面、健康保険が適用されない先進医療や新薬、民間療法も多くあります。

このような理由から、私としては、医療保険にがん保険に別途加入することを
お勧めしています。

最近のがん治療は入院は短期で、その後、通院で治療というのがスタンダードなようです。
医療保険は入院日額×入院日数+手術給付金で、通院保障がないのがほとんどですから、
がんの治療には対応しきれない面もあるでしょう。

何だか押し売りの保険屋さんみたいですが、
がん保険の診断されたら100万円みたいな一時金は頼りになります。

もちろん、保険でなく貯金で対応する発想もあります。
ただ、平均的なご家庭で自分保険(貯金のこと)を確保するのは難しいのでは。

日本もアメリカのようにお金がないと治療が受けられない時代になるのでしょうか。


牛込伸幸FP事務所(群馬県高崎市)
http://www.fpushi.com/


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