旅はまだ終わらない(旧構造有機化学研究室)

構造有機化学研究室(1992-2023)のホームページを引き継いだものです。

旧研究所の解体(箱崎キャンパス)

2017-01-19 12:26:13 | 大学のこと

       

日曜日の昼下がり、久しぶりに九大箱崎キャンパスを歩いてみた。 

       

       

       

正門の左側に鎮座していた旧生産科学研究所と旧応用力学研究所の歴史ある建物が解体されている最中であった。 

       

       

私が学生の頃、所属していた合成化学科から数名は、生産科学研究所の研究室に配属されていたので、特に馴染みの深い場所である。 

       

工学部防音教室にも足場が組んであり、解体される日も近いようである。 1976年の3月3日から5日までの3日間、この建物で入学試験を受けたことを鮮明に覚えている。 まだ、一期校と二期校とに分かれていた時代である。 

       

       

       

       

そして、戦争にも生き延びた応用化学科の建物も、いよいよ撤去されるようである。 

       

       

       

最近移転したばかりの理学部は、早々に更地になってしまったようである。 

       

真相はわからないが、多分、歴史的にも新しい建物だったので、保存という選択肢は、最初からなかったのだろう。 

       

       

       

工学部地区は、移転して10年近い歳月が流れており、廃墟のようになってしまっている。 

       

以前は、休日でもたくさんの教職員で賑わっていたキャンパスであるが、誰一人歩いていない。 

       

ここが、こんなに静かな場所だったとは、今まで気づかなかった。 冷たい風に乗って、ふと懐かしい香りがしたのは気のせいだったのだろうか。

From Face Book: The historic building of the former research institute is being demolished and the former buildings of faculty of science have gone.

 

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