本学に赴任して約四半世紀、常に愛用してきた小型時刻表がこの10月号を最後に廃刊となる。 値段も手頃で、また何よりも軽く、いつもカバンに入れていた。 まあ、今の時代、各種アプリの登場で、このようなアナログ的な時刻表の需要が落ち込んでいることは容易に想像がつく。 ただ、この時刻表だけは、やはり数字が羅列してある冊子が断然見やすい。 アプリの乗り換え案内では、発駅と着駅のみの情報が得られるが、時刻表では各種列車の運行過程がわかる。 例えば、アプリでは同じ鹿児島本線下りを利用する場合、上りで戻って特急に乗るなんて選択肢は決して出て来ない。 また、途中駅の時刻の情報もない。 最近は、アナログ時刻表をスマホの画面で見ることもできるようだが、やはり、非常に使い辛い。 こんなことを思うのは、もう我々より上の年代だけだろうか。 面白いのは、この時刻表の表紙には、“休刊”と記してある。 こんな表現も非常に日本的な感じがする。 間違いなく復活することはないだろう。
From Face Book: The portable timetable for the trains are to be suspended.
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