新幹線や特急に載る機会が多いが、いつも、座席指定について思うことがある。 ほとんどの場合、指定席と自由席とに分かれているのだが、自由席一杯、指定席ガラガラというような光景をよく見かける。 空いている指定席に、指定券なしで座っていると文句を言われるし、場合によっては、座席は空いているのに、自由席で立って移動しなければならない。 矛盾している。 その点、ドイツ国鉄の手法は、非常に合理的である、もちろん、窓口で、座席の指定を行うことができるのだが、ドイツの場合、特に、自由席車両、指定席車両には分かれていない。 例えば、ある座席が博多から岡山まで、と新大阪から名古屋までに予約が入っているとすると、岡山と新大阪、名古屋と東京間は、空いているわけで、このことが、座席の上に表示されている。 つまり、その間であれば、誰でも座れるわけである。 実に合理的である。 昨日、名古屋から、のぞみで戻ったのだが、小倉からは、私の車両には数人しか乗車していなかった。 そこに、小倉から、何人かが乗ってきたのだが、即、車掌が来て、何やら文句を言っている。 おそらく上述のようなことであろう。 ガラガラなのに、わずか17分しかかからないのに、何も、追い出さなくても良いだろうに。 それも、このような事情に疎い老人のようであった。 規則とは言え、温かみのないものである。 何か後味の悪さを感じた。
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