9月も後半に入り、随分と過ごしやすくなった。 今年も猛暑の夏で、早く涼しくなって欲しいと思ってはいたが、過ぎ去ってしまい、日暮れも早くなって来ると何となくあの夏の日が懐かしい。 大学も、最近は、我々の時代のような、非常に長く自由な夏休みは消えてしまった。 当時の大学のことを思い起すと、今と比べ、すべてが適当でいいかげんであったし、また、そのことを社会も特に批判もしなかった。 まあ、社会のほうも、同じような適当さを持っていたからかもしれない。 25年前くらいから、大学の改革がスタートし、あらゆる面で「いいかげんさ」が消えてしまった。 ところがである、次のような内容がネットで述べられていた。「日本は過去20年間経済が成長していませんでしたが、同じ期間、他の先進国はGDPを1.5倍から2倍に拡大させています。経済成長は当然物価の上昇を伴いますから、日本人の稼ぐ力は、気がつかないうちに、他国の3分の2程度に下がってしまったわけです。」 俗に言う「失われた20年」であるが、「適当でいいかげんな時代の強さ」のようなものが失われてしまったことと関係してるような気がしないでもない。 大学も同じで、ここ20年の地盤沈下は酷い状況で、改革するたびに落ち込んで行っているのが現状である。
From Face Book: A sizzling summer has gone. It reminds me of “lost two decades” in Japan.
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます