応用化学科の新年会が小倉で行われた。 今回は、新しく東北大学から赴任されたS先生の歓迎会も兼ねた飲み会であった。
最年長なので、乾杯の挨拶をさせてもらった。
本来なら明るい話になるところだが、昨今の大学を取り巻く環境は厳しく、残念ながら、なかなか明るい材料が見つからない。
平成ももうすぐ終わるが、個人的な感想では、「昭和時代」の発展、「平成時代」の停滞、そして「次の時代」の衰退と言ったところだろうか。
昭和の貯金で何とかやってきた平成30年の間に、次の時代の負のスパイラルを防ぐチャンスがたくさんあったのに、ことごとくそれらを逸してきたような気がする。
これは、自民党が悪いとか民主党が悪いとか言う問題ではなく、究極、私たち国民の責任である。
新しく赴任されたS先生
大学に限っても、人員削減、研究費カット、給与削減等々、すべてが元気のない方向に動いている。 給与に関しても、この30年で実質増えてないのは、日本だけではないだろうか。
まだ再生の機会は残されてはいるが、時間がないのも事実である。何とかしなければならない。
数日前から風邪ぎみだったので、二次会には行かず早めに帰宅したのだが、22時を過ぎた時間であっても、小倉から鹿児島まで行くことができる。 新幹線完成前では、全く考えられなかったことである。
From Face Book: A New Year’s and welcome party of department of applied chemistry was held.