今日の日本の科学技術状況に関連して気になることに、身の回りに留学する人が、みごとにいなくなったことである。 以前は、必ず、学科で一人くらいは留学中の先生がいたのだが、ここ7、8年、誰も行けなくなってしまった。 今回のノーベル化学賞を受賞された根岸先生もコメントされていたが、最近、研究室に日本人が誰もいないらしい。 私が留学していた研究室も同じで、過去10年以上、日本人は誰もいないような気がする。 大学業務の効率化、予算削減を進めるあまり、そんな余裕がなくなってしまったのが実情であろう。 人材育成に時間とお金をかけなくなってしまうと、10年、20年後に、大変なことになってしまう。 そして、その時に後悔しても、もう決定的に遅いのである。
今日の日本の科学技術状況に関連して気になることに、身の回りに留学する人が、みごとにいなくなったことである。 以前は、必ず、学科で一人くらいは留学中の先生がいたのだが、ここ7、8年、誰も行けなくなってしまった。 今回のノーベル化学賞を受賞された根岸先生もコメントされていたが、最近、研究室に日本人が誰もいないらしい。 私が留学していた研究室も同じで、過去10年以上、日本人は誰もいないような気がする。 大学業務の効率化、予算削減を進めるあまり、そんな余裕がなくなってしまったのが実情であろう。 人材育成に時間とお金をかけなくなってしまうと、10年、20年後に、大変なことになってしまう。 そして、その時に後悔しても、もう決定的に遅いのである。