ヒデ坊!の?つれづれ道草(´ω`;)

memories & ... そこはかとなく書きつくれば

国見山(北上市)

2012年04月17日 | 歩く♪♪♪


急な石段ではじまる国見山神社の鳥居をくぐると、平泉中尊寺の参道月見坂そっくりの杉並木が続いている。
この付近(稲瀬地区)一帯には千年前の10~11世紀に大規模な極楽寺寺院群(堂塔36、東谷400坊、西谷300坊と推定)が存在していたらしい。
12世紀に平泉文化が発展するとともに、この地の寺院群は戦災、野火もしくは移転?などで消滅していったようだ。
山の頂上(標高236m)に通じる道沿いには発掘調査された建物跡に説明板が立っていて興味深く、それをもとに想像してみるのも楽しい。
途中には、西行法師(1118~1190)の「みちのくの かどおかやまのほととぎす いなせのわたりかけてなくらん」の歌が刻まれた岩もかろうじて残っている。
頂上直下には胎内くぐりがあり、以前山頂には木造の大悲閣と言う建物があったが焼失してしまい、今はコンクリート製の展望台が建てられている。
山頂まで歩いて往復1時間弱で、そこからの眺めはすばらしい。

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みちのく民俗村(北上市)

2012年04月15日 | うろうろシテ(国内編)います。


入り口には江戸時代末から明治初期の宿場にあった商家と、そのお座敷に飾ってあった雛壇飾り、園内には水芭蕉が咲き、うららかな日和のもと昔の里山の雰囲気に浸れました。
さらにはここに残っている南部藩と伊達藩の藩境塚や、移築された武家屋敷、南部曲り家とかの茅葺き屋根の建物が続いています。
市立博物館、大正建築の高等女学校旧校舎の民俗資料館、消防車も展示している消防資料館も園内にあります。

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北国の春2012

2012年04月07日 | うろうろシテ(国内編)います。


東京都心では桜満開で青空の広がるうららかな日、なぜか午後3時半過ぎの東北新幹線に乗ってしもうた。
郡山駅では雪が舞っていて、快晴の仙台駅を過ぎ、夕方北上駅に下りた時にも積もらない雪が濛々と舞っていた。
地元ザゼンソウの群生地でもいまだ見ごろの遅い春。
それでも暖かい室内に仲間が集まって、宮崎県産のかぐわしい香りの麦焼酎などを飲んでいると、ぽっかりほっかり至福の時間と空間が広がってくるようでした。

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狭山不動尊

2012年04月05日 | 時々はドライブとか。


すごい陽気に誘われて出かけてみた。
西武遊園地周辺では桜はまだつぼみだったが、西武ドーム前の金乗院(山口観音)のしだれ桜は満開だった。
そこの「ぽっくりさん」のお堂を巡っているプレイグベル(マニ車)を盛大に回してご利益を願った。
境内には
山口青邨(岩手県人で杉並区の旧宅が移築され北上市の日本現代詩歌文学館脇に建っている)の「鵜は翔(た)てり 月の面に とゞかざる」の句碑があり、昭和15年当地取材の情景を詠んだと解説されていた
隣の狭山不動尊には芝増上寺にあった旧
台徳院(徳川秀忠)霊廟の「御成門」(格天井の中央の丸い鏡天井に天女が描かれた珍しい様式らしい)や「勅額門」、崇源院(お江)霊廟の「丁子門」など歴史遺物が幾つか移築されて建っている。

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