ヒデ坊!の?つれづれ道草(´ω`;)

memories & ... そこはかとなく書きつくれば

中尊寺ハス

2011年07月21日 | うろうろシテ(国内編)います。


この時期、平泉から横手市(秋田県)まで通っていた古道「秀衡街道」の脇に建つ多聞院伊澤家(仙人権現社の別当を務めていた)の池で、中尊寺ハスが見られます。
このきれいな花は、中尊寺金色堂内に納められていた藤原氏第四代泰衡の首桶に入っていた種(1950年学術調査時発見)の栽培に成功(1998年に800年の時を経て開花)したハスから株分けして、この地で育てています。
このハスは和蓮の一種で花弁は淡い紅色、やや細身で「中尊寺ハス」と命名されています。
横手に向かう秀衡街道の奥羽山脈の峠にある仙人権現社(ここには久那斗神社奥宮があり、林野庁の「森の巨人たち百選」に選ばれた樹齢900年、樹高約30m、根本周り11.5m の巨木「仙人姥杉」が佇んでいる)は、秀衡が祖先の霊を久那斗権現としてまつったものと伝えられ、多聞院伊澤家の北側には久那斗神社里宮(1534年建立)が建っている等の縁によるものらしい。
(2枚目の写真は伊澤家へのアプローチには踏み切りのないローカル線渡ります。最後6枚目の写真は一般的なハスの花です)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする