上海博物館

2度目だが、特別展があったりと、その時々で楽しい場所だ。
ここには、上海ゆかりの物というより、中国各地からの文物、美術工芸品、出土品等を収集展示している。
写真撮影がフリーなので、自分の勉強、仕事がらみ等での参考にと、熱心にメモをしたりする人も多い。
ここのショップのグッズは、洗練されていてリーズナブルで良心的。
館内には、ベンチも喫茶店もあり、ゆっくりできる。

上海・豫園商城

時間をたっぷり取って、個々のお店を覗いて見るのは非常に楽しいし、建物はどの角度から撮っても、中国情緒に溢れている。
食べ物もおいしいし、お土産品が数多くあり、値切りもスリリング。
周囲には、もっと庶民的な店がぎっしり立ち並んでいる。
隣の公園を横切ると、外灘(バンド)だ。

上海・豫園

個人の庭園(母親のために作った別荘)、そんなに広くはないが、美しい。
屋根の上、天井、素材とかいたる所に贅を凝らしていて、想像しにくいほどの富豪だったんだろうね。
中国の古典庭園には、必ずと言っていいほど太湖石が置いてあるけど、当時のステータスシンボルだったんでしょうね。
一見、派手でゴチャゴチャ感の印象を受けますが、框景、借景、見立てとか、隠れたワビサビの要素も感じますね。

上海・魯迅記念館

仙台、東京にも滞在し、日本にも関わりが深い魯迅。
記念館入り口の文字は周恩来首相が揮毫した。
無類のタバコ好きだったらしく、我々スモーカーには親近感がある！？
阿Ｑ正伝を読みましたが、当時の微妙な政治状況と環境で表現はデリケートで、淡々と突き放したように書いてますが、へこんでばかりじゃだめだよと言うメッセージは感じました。

上海の下町

朝早くから踊りのサークルが公園に集まっていたり、揚げ物の店や、道路脇でパンク修理と、皆さん活動的です。
中国の公園は、何処に行っても朝早くから、太極拳とか賑やかに集まっていますね。
古い家屋を撤去して、再開発でオシャレ風モールが続々オープンされている。
こんな場所に忽然と在っても人が集まるのかな。