世界にはいくつの国があるかご存知ですか?
正解は195カ国です。
ただし、日本が国家として承認している国の数です。
北朝鮮など日本が国家として承認していない国は含まれていません。
ですので、実際にはもっと多くの国が存在しているのだと思います。
また、国連加盟国は193カ国で日本が承認している国と合致しているわけではありません。
日本が国家承認しているバチカンや南スーダン、クック諸島は国連未加盟ですが、
北朝鮮はれっきとした国連加盟国なんです。
そう考えてみるとまだまだ知らない国が存在しているのかもしれません。
今回からあいうえお順に世界の国々を紹介していきます。
ほんのさわりですので詳しく知りたい人はご自分でどうぞ。
シンガポール共和国<Singapore, 65>
通称シンガポールは、東南アジアの主権都市国家かつ島国です。
マレー半島南端、赤道の137キロ北に位置します。
領土は菱形の本島であるシンガポール島および60以上の著しく小規模な島々から構成されています。
北はジョホール海峡によりマレーシア半島から、
南はシンガポール海峡によりインドネシアのリアウ諸島州から各々切り離されています。
シンガポールは高度に都市化され、原初の現存植生はほとんどありません。
領土は埋め立てによって一貫して拡大してきました。
シンガポールの島嶼には2世紀に定住が始まり、それ以降は一連の現地の帝国に属しました。
現代のシンガポールは1819年、ジョホール王国から許可を得て、
イギリス東インド会社の交易所としてトーマス・ラッフルズにより設立されました。
1824年、イギリスは同島の主権を取得し、
1826年にはシンガポールはイギリスの海外植民地の一つになりました。
第二次世界大戦の間は日本により占領され、
1963年にシンガポールはイギリスからの独立宣言をし、
マレーシアを形成するため、他のイギリス領と結合したのです。
この2年後、シンガポールは全会一致の議会制定法により、マレーシアから追放されました。
それ以来、シンガポールは急速に発展し、アジア四小龍のうちの一つとして認知されています。
シンガポールは、世界第4位の金融センター及び
世界最繁忙な5港の港湾のうちの1港で、世界有数の商業の中枢です。
同国の国際化及び多様化された経済は貿易の大いに依存し、
特に製造業は、2005年における同国のGDPのうち26%を計上しました。
購買力評価説の観点から、世界第3位の一人当たりの国民所得であると同時に
世界有数の所得格差のある国です。
国際ランキングでは、教育、医療、経済競争力において高位に順位づけされています。
2013年6月時点で約540万人の人口を有し、そのうち約200万人は外国生まれなのです。
シンガポールは多様な一方、民族的なアジア人が優位を占め、人口の75%は華人で、
大きな影響を与える少数派は、マレー系、インド系、ユーラシア系です。
公用語は、英語、マレー語、標準中国語、タミル語で、
どう国は公的政策の範囲内で多文化主義を推進しています。
シンガポールは、一院制議会政治のウェストミンスター・システムで
ヘゲモニー政党制の議会制共和国です。
1959年の自治開始以来、人民行動党はすべての選挙で勝利してきました。
抑制された市民的自由及び政治的権利並びに低水準の言論の自由を加味し、
同党の支配によりシンガポールは準独裁政治体制に分類されています。
東南アジア諸国連合の事務局設置国でもあり、
東アジアサミット、非同盟、イギリス連邦の一員です。
シンガポールの急速な発展は国際情勢において多大な影響力を同国にもたらし、
複数のアナリストが同国をミドルパワーとみなしています。
面積:約716㎢
人口:約5,470,000人
首都:シンガポール
言語:マレー語、英語、中国語、マレー語、タミール語
民族:中華系74%、マレー系13%、インド系9%、その他3%
通貨:シンガポール・ドル(SGD)
時間帯:UTC+8
独立:1965年8月9日マレーシアから独立
政体:立憲共和制
大統領:トニー・タン
世界遺産:シンガポール植物園(2015)
ジンバブエ共和国<Zimbabwe, 263>
通称ジンバブエは、アフリカ大陸の南部に位置する共和制の国家です。
内陸国であり、モザンピーク、ザンビア、ボツワナ、南アフリカ共和国に隣接します。
2003年に脱退するまでイギリス連邦の加盟国でもありました。
大統領のロバート・ムカベは1980年のジンバブエ共和国成立以来権力の座についていて、
おの強権的な政治手法が指摘されています。
面積:386,000㎢
人口:14,150,000人
首都:ハラレ
言語:英語、ショナ語、ンデベレ語
民族:ショナ族、ンデベレ族、白人
通貨:南ア・ランドや米ドル
時間帯:UTC+2
独立:1980年4月18日イギリスからローデジア紛争を経て独立
政体:共和制
大統領:ロバート・ガブリエル・ムガベ
世界遺産:マナ・プールズ国立公園、サピサファリ地域、チュウォールサファリ地域(1984)
国史跡グレート・ジンバブエ遺跡(1986)
国史跡カミ遺跡群(1986)
モシ・オ・トゥニャ/ヴィクトリアの滝(1989)
マトボの丘群(2003)
知っているようで知らない国がいっぱいあります。
どんなところか想像するだけで楽しくなってきます。
興味がわいたら休みを取って旅行してみるのもいいかもしれません。
何も知らないで団体ツアーに参加するよりも、
興味を持った国に行ってみる方が何倍も楽しいと思います。
しかも、パックツアーはもうみんな知っていることばかりです。
自分だけの特別な旅をしてみたいと思いませんか?
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