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10倍楽しむ為の旅no心得

海外・国内問わず、旅は楽しいもの。
人の知らないちょっとしたアイデアや豆知識で
より快適な旅を。

あなたは旅先で安全ですか?

2009年01月12日 | 海外旅行
みなさん明けましておめでとうございます。
本年もお付き合いの程
よろしくお願い致します。

正月休みには、
海外や国内旅行に行った方も多かったと思います。

不況のあおりもあって、
飛行機の海外利用は前年比4.1%減、
国内利用は4.6%減と発表されました。

利用者が少なくなったと言っても、
数十万人の人たちが海外に行きました。

連休のある時しか行けない海外初心者も多く、
色々な問題に巻き込まれるのも
一番多い時期です。

以前、私もペルーのリマで盗難に合った事があるんですよ。
正確に言うと私の知り合いですけどね。

その時、
仕事の関係でリマ空港で撮影をしていました。
当然、私はカメラマンについて
荷物からはなれていたのですが、
なんと置いておいた荷物から、
知り合いの貴重品の入ったバッグだけが、
盗まれてしまったのです。
ゆわゆる置き引きってやつですね。

我々は危ないって聞いていたので、
8人分のスーツケースやバッグ、
撮影機材を1カ所に集め、
ロープをかけ、見張りに3人残ったのです。

それでどうして盗られるのって疑問に思われる事でしょう。
確かに普通だったら盗られません。

ところが、敵もさるもので、
まず子供を接近させます。
アイスクリームとか持っているんですね。
それをいかにも誤ってぶつかったようにして、
気をそらすんです。
その隙に仲間が荷物を持ち去るという訳です。

これは意外と知られている手段です。
その他にも子供の入ったグループによる
犯行手口は様々です。

彼らに言わせると、
日本人観光客は一番のカモだそうです。

まず、
いかにも狙ってくださいと言わんばかりに
この時とばかりに着飾っています。
それで彼らの目に止まります。

次に女性の場合は必ずと言って
貴重品をバックに入れて手に提げています。
男性だと後ろのポケットに財布を入れている場合が
非常に多いのです。

これは、ひったくりやスリには
絶好の標的になります。

また、チェックインするときも
他の国の人は必ずバックを両足の間に挟みます。
ところが日本人は横に置くか、
ソファーに置いたままです。

日本人は人がいいと言うか、
ホテルは安全だだとか、
あの人はいい人に違いないとか、
勝手に解釈して
警戒心というものを忘れてしまいます。

子供には知らない人についていっちゃダメとか、
物を貰わないようにとか言うくせに
海外に行くと、
旅の恥はかき捨てとばかりに
地元の人でも危ないという所に、
平気で入っていったり、
知らない人と平気で遊びにいったり、
もう本当にあぶなっかしいんですよね。

こういうのは好奇心というのではなく、
無謀って言うんですよ。

海外に行ったら、
まず人を信用しない事ですよ。
始めて会う周りの人はすべて悪い人だくらいに
思っていてちょうどです。
本当にいい人は自ずと分かってきます。

また、最近では腕時計をする人が少なくなりましたが、
これも危ない!
ダウンタウンなんかへ行くと
腕時計を引きちぎって持っていかれます。
同様にネックレスはもっと危ない。
後ろから引きちぎられます。
首に痣が出来る程度なら
命があっただけ儲け物と思う事です。

ダウンタウンでは、
警察がいても見て見ぬふりですよ。
もし、あなたが相手を捕まえて暴力を振るうと
あなたが捕まりますよ。
ブラジルなんかは
少々の事は警察も見て見ぬふりですが、
一旦暴力を振るうと
とたんに州警察に逮捕されます。

物を盗られたら、
自分の管理と防衛策が甘かったと
あきらめましょう。
ある程度は
旅行保険で補償はしてくれますが、
何処に訴えても
決して盗まれたものは帰ってきません。

そうそう保険で思ったのですが、
旅行保険はかけておいたほうが良いですよ。

もし、海外で事件に巻き込まれて殺された場合、
遺体を運ぶ費用は遺族が支払わなければなりません。
この場合、数百万はかかります。
通常の盗難の損害賠償のためではなく、
最悪の事態を想定してかけるべきです。

最後に強盗や追いはぎにあった場合、
最低の被害で食い止める方法をお教えしましょう。

発展途上国に旅行した場合は、
1万円程度のお金を
無造作にポケットに入れておきましょう。
大体の場合、
それくらいあれば、
それだけを盗って去っていきます。
財布なんかに全財産を入れておくと、
全部盗られて後で困りますよ。
反対に盗る物を何も持っていないと、
傷つけられたり、
最悪は殺されますよ。

また、アメリカみたいな銃社会の国では、
決して抵抗しない事です。

みなさん気をつけて
安全で快適な旅行をしてくださいね。

燃油特別付加運賃はいつ無くなるの?

2008年12月29日 | 海外旅行
12月25日の東京先物市場で、
原油価格が4年9ヵ月ぶりに
1バレル2万円を割り、
19,770円の値を付けました。
これは、2004年4月上旬以来の出来事で、
世界的不況による原油の需要の減退が原因です。

また、
アメリカのサムプライム問題や自動車産業の破綻危機などで
円高が進み、現在1ドル=90.45円となっています。

この円高や不況による需要の減退で、
日本へ輸入される原油価格も下がり、
ちまたのガソリンスタンドでも
軒並み110円前後を付けています。

円高が進むということは、
旅行者にとっては海外での買物や宿泊、食事など、
あらゆるものが以前より安く提供してもらえるということで、
非常にありがたい事ですが、
日本の産業、特に輸入や輸出に関連している企業は
経営不安に陥るのは当然の理で、
それに伴って年末だというのに
リストラされる人々には
お悔やみを申し上げるしかありません。

ですが、世の中が不況だと言っても、
現実に公約したことは守ってもらわなければなりません。
経営が苦しいからと言って、
守るべき事をうやむやにする理由には
ならないと思うのです。

そうです、2005年のJALの公式サイトで、
公示したことをみなさんは覚えていますか?
原文のまま掲載すると
JALグループでは、昨今の世界的な航空燃油価格の高騰を受け、
2005年2月1日発券分より「燃油特別付加運賃」を設定し、
ご利用者の皆様にもその一部のご負担をお願いしております。
なお、燃油価格の変動により、
「燃油特別付加運賃」を改定、あるいは廃止します、
という告示が行われました。

この発表が本当であれば、
燃油特別付加運賃は
ここまで原油価格が下がれば
当然廃止されるべきではないのでしょうか?

ところが今だに公然と徴収し、
廃止するという発表もありません。

そこで、2005年当時の原油価格を調べてみました。
1キロリットル当りの価格は、
2005年1月25,052円
2005年2月26,848円
2005年3月28,071円
2005年4月32,686円
2005年5月34,134円
2005年6月33,557円
2005年7月37,067円
2005年8月38,947円
2005年9月41,165円
2005年10月42,696円
2005年11月42,253円
2005年12月41,171円
と推移しています。

では現在はというと、
2008年1月63,338円
2008年2月62,433円
2008年3月62,483円
2008年4月63,746円
2008年5月70,323円
2008年6月80,565円
2008年7月88,456円
2008年8月91,908円
2008年9月82,224円
2008年10月67,075円
2008年11月45,384円
2008年12月32,500円(予想)
となっています。

この推移で見る限り、
2008年12月は予想ですが、
32,500円となり、
公示した2005年2月が24,868円でしたから
ほぼ当時に戻っていると見受けられます。

しかも25日には、
2004年4月の価格を下回ったわけですから、
2009年1月にはもっと下がると予想されます。

という事は、燃油特別付加料金は
当然廃止されるべきではないでしょうか?
JALだけをあげていますが、
ANAもそして他の航空機会社も
同様に素早く対処すべきです。

特に日本の航空機会社は、
円高で安く原油が輸入できるのですから、
先駆けてやるべきです。
でないと利用者はますます減りますよ。

ある旅行社で聞いたところによると、
高い時に買った燃料が残っているから
なかなか下げられないんだと言っていましたが、
それを言うなら、
安い時に買った燃料があったはずなのに
直ぐに付加料金は付けたのはどういうことか、
ってなりますよね。

社会の情勢によって、
対処するという公式発表をした以上、
その時の相場に即して
迅速な対応が望まれます。

でないと、
やっぱり不当利益をむさぼっているだけだと
思われてもしかたないんじゃありませんか?

==今週の英会話教室==

日本から海外に行く場合、
最近は直行便が増え便利になりました。

しかし、ちょっと遠い国に行こうと思うと、
必ずトランジットがあります。

Ladies and gentlemen. Soon we shall be landing at soul
international Airport. We will be stopping over for
45 minutes. Your local time now is ten forty-five a.m.…
(皆様、まもなく当機はソウル国際空港に到着致します。
滞在時間は45分でございます。現地時間は午前10時45分…)

こんなアナウンスが機内で流れたら、
keywordはstopoverとlocal timeを聞き逃さなければ、
だいたいの内容は把握できます。

トランジットの場合は、
ほとんどトランジットルームに移動するだけで
便名が変わることもありませんので
まだ安心できます。

よく戸惑うのが乗り換えです。
航空機会社は同じなのですが、
便名が変わるのです。
この場合、
乗り換えに最低2時間は空港で足止めをされます。

この場合、
飛行機は現地時間の何時に何番ゲートから出発するのか。
自分の乗る飛行機はどの会社の何便で、
最終目的地はどこかを把握し、
インフォメーションボードで確認します。

もし分からない場合は、
会話式:What time we're leaving?
   (チケットを見せて)いつ出発しますか。
    How long we're staying?
   (どのくらいとまっていますか)
文法式:At what time shall we be leaving?
    For how long are we going to stay here?
と聞けばだいたいの事は教えてくれます。

トランジットや乗り換えの空港で
戸惑う事程不安なことはありません。
迷わず空港の職員に聞きましょう。

格安ツアーって、本当は高いの安いの?

2008年09月22日 | 海外旅行
だいぶん涼しくなってきて
旅行にはいい季節になってきました。

特にヨーロッパは
ロマンチックな気分に浸れる季節です。

みなさんは海外に行くとき、
国際空港を利用しますよね。
その時、空港税や空港施設利用料なるものが
かかることをご存知でしたか?

これらは出国空港で徴収されます。
つまり、
出国する空港で毎回徴収される訳です。

1カ国であれば往復2回。
2カ国であれば都合3回という具合です。

これは旅行代金を支払う時に含めて請求される場合と、
空港で各人が支払う場合があります。

そんなことは知ってるというお叱りの声が
聞こえてきそうですが、
では、日本にいくつかある国際空港によって
空港税及び空港施設利用料が違うのもご存知ですか?

現在は次の通りになっています。
成田空港は大人2040円、小人1020円
中部空港は大人2500円、小人1250円
関西空港は大人2650円、小人1330円
福岡空港は大人945円、小人472円

ちなみに国内線の利用料は、
一律で大人200円、小人100円です。

みなさんは旅行に行こうと思った時、
パンフレットとかインターネットで検索しますよね、
この時、注意しなければならないのが、
別途とか注意とか
だいたいが小さい字で書かれているのですが、
旅行代金の他に燃料サーチャージ、空港税、
空港施設利用料が必要ですという但し書きです。

安いツアーは特に別になっている事が多く、
空港であわてる事になります。

先日、姪が韓国に3泊4日で行ったのですが、
お小遣いを6万円持っていったそうです。
まあ、カードも持ってるから
大丈夫という事だったのですが
空港でなんだかんだで3万位取られ、
結局、残金1000円、お土産なしで帰ってきました。

ソール滞在の3泊4日韓国ツアーで
59800円だったそうですが、
結局10万円ほど旅行費用がかかって、
食事は朝食以外自費という
結構高い海外旅行になったそうです。

みなさんもそういうことがないように
ツアー代金が安いから選ぶんじゃなく、
いかにツアー代金以外に
費用がかからないか、
反対に言うと、
ツアー代金や諸々の費用、食事代などを含め、
トータルでお得なツアーを探すように
お勧めします。

追加燃油代値上げで海外には行かない?

2008年08月25日 | 海外旅行
テレビのニュースを見ましたか?
また、オイル・サーチャージが値上げするそうです。

なんと今年で4回目だそうです。
ハワイまで片道2,000円上がって22,000円。
往復44,000円になります。

でも、おかしいですよね、
原油価格が下がったら
オイル・サーチャージも下がるはずなのに
値上げなんて?

最近の記事で、
原油に供給量を増やしたので徐々に値下がりすると
報じていました。

実際にここ一週間の間に
ガソリン代も少しですが値下がりしていますよね。

なのに、航空会社だけが値上げなんて…
あのオイル・サーチャージ代を取ると発表した時の
公約はウソだったのでしょうか?

あの公約からいくと、
値上がりしたら追加燃油代も増えて、
値下がりしたら減るはずなんですがどうなってるんでしょう?

しかも、このような追加燃油代を取る場合、
実際に値上がりした分を算出して
それを均等割にするのが筋じゃないのでしょうか。

それを一方的に金額を決めて、
内訳の説明や収支の結果は利用者に知らされていません。

これだと実質的な運賃の値上げと同じです。

ならば、
公示価格の原則に基づいて
全てを含めた価格を提示すべきではないでしょうか。

このまま、
不透明な料金徴収を進めていると
我々利用者は益々飛行機離れをしていきますよ。

実際に、
国内旅行では新幹線利用が増えているそうです。

航空会社に対し、国が指導するとか
航空会社が自発的に納得できる説明をするとか、
なんらかの対策をとってもいいようなものです。

旅行代理店などは、
お客の減少に頭を悩ませているそうです。

そりゃあそうでしょう。
今までの激安ツアーが燃油代の追加によって
実質的に安くないのですから。

例えば、59,800円でハワイ4泊5日と言ったって、
実際にはプラス44,000円で
103,800円になってしまいます。

それも理由の分からない燃油代が加算して
料金が倍くらいになるのですから!

私なども、
必要に迫られたら飛行機は使いますが、
今は海外にも行く気がありません。

航空会社のみなさん、
利用者はバカではありません。

昔のように、
決められたものは仕方ないという人はいません。
訳の分からないものにお金を出すくらいなら、
自分の趣味にでも投資したほうがましという
考え方のほうが今は主流です。

インターネットの発達で
いろんな情報がはいってきます。
だから正当性のないものは排除されるのです。

つまり、原油価格が幾ら値上がりしたから、
いくら追加燃油代を徴収しますとはっきり言うべきです。
今回のように原油価格が値下がったら
当然追加燃料代も減額すべきなのです。
ところが現実はまた値上げです。

これでは何を言われても仕方ないですよね。

せめて原油価格の相場に即して
追加燃料代を変動制にし、
高い時は多く、安い時は少なくするぐらいの
配慮が必要ではないでしょうか。

でないと
乗客の減少はますます加速していくことでしょう。

付加運賃のない料金の公示を!

2008年07月14日 | 海外旅行
前回、航空機のオイルサーチャージ(燃油)について
価格のつけ方がおかしいと書きましたが、
木曜日のニュースで
EUは実際の販売価格を公示するように
決定したことが報じられました。

なんでもオイルサーチャージとか空港税とか称して
170倍もの料金を請求していたところも
あったそうです。

このような不正に対して
諸外国の対応が早いのに
なぜ日本は遅いのでしょうか。

先週も書いたように、
原油が高くなったと言っても
付加運賃の取り過ぎということは
誰が考えても分かります。

ジャンボジェットの燃料が1回の飛行に
どれだけかかるか知りません。
それでも、
単純に計算して1回の飛行に1000リッターの
ジェット燃料がかかったとしても
リッターあたり1000円だったとしても
100万円です。
これは正規運賃に含まれているはずです。

それが原油高騰の結果
2倍になったとして
追加分は100万円。
ということはジャンボの場合、
300人乗って
一人当り3333円ということになります。
往復で6666円。
この計算が付加料金ということであれば、
妥当でしょう。

その何倍ものお金を請求されるということは、
お客をバカにしているとしか思えません。

つまりは、
原油高騰を理由に金儲けに走っているのが
今の航空機会社の現状です。

これに歯止めをかけたEUの判断は
賞賛に値するものだと思います。

付加運賃は原油が下がれば無くすとは言っていますが、
現状から考えてあり得ないことです。

地球全体の人口増加に加えて
発展途上国の近代化の伴って
2050年には
全人類の原油使用量は今の2倍になると
予想されています。

このままで行くと、
レギュラーガソリンが180円台になったと
騒いでいますが、
300円、400円にもなる可能性はあります。

その時、
航空チケット代は3万円で
付加運賃は20万円ですってことになったら、
どうするのでしょうか?

だから、
価格を公示し、付加運賃というあいまいなものは
撤廃するべきではないでしょうか。

他の業種にしても
原油の高騰は深刻な問題をはらんでいます。
だからと言って、
正規の料金にあとで別料金を請求していますか。

同じ燃料を使う業種で、
例えば、タクシーがメーター料金の他に
ガソリンが上がったので追加料金を
頂きますってことになったら
どう思いますか?
それと同じことをやっている航空機会社が
何も批判されないというのは
おかしいと思いませんか?

日本航空が半官半民であろうと、
それを盾にして
利用者を騙すようなシステムは
早急に廃止すべきではないでしょうか。

価格を公示し、
その料金が高くなったことで
利用客が減ったとしても
営利目的でやっている企業であれば、
自力で問題を解決するのが
企業努力というものじゃないのでしょうか。

日本の風潮として
銀行もそうですが、
無茶なことをやって経営が行き詰まると、
国が何とかしてくれるという
安易な考え方が通用しているようです。

国が何とかするのではなく、
国民の治めている税金が
無駄に使われるだけで、
その埋め合わせがまた国民に返ってくのです。

税金を使う以上、
この会社を救済してもいいか
国民投票をする位の措置が行われるべきだと
私は考えています。

政治献金、裏金、癒着、談合と
政治家と経済界は切っても切れない関係にあるのでしょう。

裏で何をやってようと、
一般の国民にはわかりませんし、
分かりたくもありません。
はっきり言えば、勝手にやってればってことです。

ただし、
善良な国民に迷惑のかからない所でやればいいのです。
そして、
どんなことをやっていても、
我々に直接降り掛かる疑問を解いてくれれば、
国民は納得するのです。

われわれ小市民は、
中途半端な言い訳は聞きたくないのです。
値段ならいくら、政治ならこの政策でいきます、
出来るか、出来ないか、
白黒はっきりさせることを願っているのです。

今回はちょっと固い話になってしまいましたが、
ほんとうに言いたかった事を
このつたない文章の中から汲んでください。