星野道夫著「旅をする木」を読んでいることもあるが、BSの「北極圏3000キロ大航海」という番組を何気なく見て、ホッキョクグマの親子の厳しい現実が気になった。
北極の氷の大地がどんどん消えて行き、今まで熊の狩場だった氷原が少なくなってしまっている現実がある。氷原がないという事実は、即ホッキョクグマにとってはアザラシなどを餌にしているものにとっては、飢えという問題につながっているのだ。まして子どもを連れての日々は、その食を支えるためにどんなに厳しく大変なことだろう。この番組でも、死んだ鯨の肉が巨大な骨と一緒に海底に沈んでいて、ホッキョクグマが海中に潜ってこの死肉を求める姿があった。
ホッキョクグマの身体は泳ぐための機能を備えているとナレーションにあった。
頭は泳ぐときに水を切るために小さく、鼻も長く、首は息を吸いやすくするために長く、身体を覆っている毛皮は空気を保って水に浮くように進化してきたという。
ホッキョクグマは時速10キロほどのスピードで上手に泳ぐことができるし、2分間は水中に潜っていることもできるらしい。餌を求めて200キロもの航海をすることもあるといういつかこの種のクマたちは、温暖化の犠牲で絶滅の道を辿ってしまうのだろうか。
私達人間の便利さを求める生活が、地球上の動植物に与えている現実がここにもあった。
日常生活に狭い視野しかないと、こういうことには全く気がつかないでいる自分がいる。
北極の氷の大地がどんどん消えて行き、今まで熊の狩場だった氷原が少なくなってしまっている現実がある。氷原がないという事実は、即ホッキョクグマにとってはアザラシなどを餌にしているものにとっては、飢えという問題につながっているのだ。まして子どもを連れての日々は、その食を支えるためにどんなに厳しく大変なことだろう。この番組でも、死んだ鯨の肉が巨大な骨と一緒に海底に沈んでいて、ホッキョクグマが海中に潜ってこの死肉を求める姿があった。
ホッキョクグマの身体は泳ぐための機能を備えているとナレーションにあった。
頭は泳ぐときに水を切るために小さく、鼻も長く、首は息を吸いやすくするために長く、身体を覆っている毛皮は空気を保って水に浮くように進化してきたという。
ホッキョクグマは時速10キロほどのスピードで上手に泳ぐことができるし、2分間は水中に潜っていることもできるらしい。餌を求めて200キロもの航海をすることもあるといういつかこの種のクマたちは、温暖化の犠牲で絶滅の道を辿ってしまうのだろうか。
私達人間の便利さを求める生活が、地球上の動植物に与えている現実がここにもあった。
日常生活に狭い視野しかないと、こういうことには全く気がつかないでいる自分がいる。