夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

結婚披露宴~縁

2013-03-11 06:36:52 | つれづれなるままに
3月10日(日)暴風警報発令

 結婚披露宴の式場は青森市「国際ホテル」。
 送迎バスが弘前駅の城東口から出発することになっていて、家内と二人で向かった。往きも帰りも風が強く、大荒れの天候だった。
 ことに帰りのバスは片道1時間の所、鶴ヶ坂のバイパスで何かが起こったのか、旧道に回されたバスはなかなか前進せず1時間以上遅れて到着した。
 人生というものの縮図の有り様をこんな所にも感じてしまう。あと10分早ければとか、遅ければ遭わずにすんだマイナスの出来事。
 どんなときにも冷静に動ける自分であるか、それが問題なのかもしれない。私達の日常は、安全であることが当たり前のように思っているが、実はいつも紙一重の偶然という命運にかかっているに過ぎない。結果はどうであれ、万全を尽くして危機を乗り越えるために蓄積しているすべてを使って生き延びようとする努力が必要なのだ。

 私は5歳の時に井戸に落ち、たまたま妹が大声で泣き近くでたまたまその地殻の水田で田の草取りをしていた村人に発見され救われた。私は泳げたわけではなく、いったん沈んで浮いてきた所眼の前に合った庭のモミジの根につかまっていて、命拾いをした。そしてそれがたまたま夏であったことも・・・。
 そんな偶然が何度かあった。

 この日の主人公は、大学で机を並べた同級生同士。そして同じ福祉の道へと進んでいる。この条件をクリアできる人が、県内にどれくらいいるのだろうか。

 24日に結婚披露宴を予定している法人の女性も、その条件に合致している稀有な人たちである。

 人と人がつながっているのは、実は偶然ではなく必然だと思う。必然は本人が意識して起こるだけではない。「神のみぞ知る」ことも多かれ少なかれあるのだ。神とは誰を指すのかは分からないが、村上和雄氏(筑波大がk名誉教授)によれば、まさに「Great Something」なのだ。
 DNAの遺伝子の構造にすでに組み込まれている設計図が、私達の人生を左右しているものらしい。そしてその大きな誘因は、本人の希望であったり、願いであったり、目標であるという。
 「為せば成る』と言う言葉があるが、「願えば叶う」ということかもしれない。つまり諦めていては、何事も実現などしない。少なくとも私達家族は、そういう体験をして現在がある。
 無理だと思った瞬間に、夢は儚くも消え去るのだ。
 今日結婚をされたお二人は、そういう意味でどんな人生を歩まれるのだろうか。
 仕合せは少なくとも、待っていては実現しないことも確かである。仕合せという字の意味がまさに共同作業であることを示しているのだ。幸せという字も、辛いという字にもう一本の努力を重ねないと実現しないことを示している。
 
 昨日の祝辞では言えなかったこと・・・・
 
 30分幸せになりたかったら、酒を飲めば良い。
 三日間幸せになりたかったら、結婚すればいい
 一週間幸せになりたかったら、豚を殺せばいい
 それ以上幸せでいたかったら、釣りをすればいい

 けだし名言であると思う。