8月20日(金)午前十時弘前市を震度5の地震が発生したことを想定とした官民こぞっての災害訓練が行われました。
町会の役員を担う関係から、家内と二人で参加しました。私の町会は集会所に集まって、隣の町会と一緒に公共バスに乗って会場である岩木海洋センターに向かいました。
弘前市はもちろん、自衛隊や、消防署、NTTなども参加し、地震後の車からの救助訓練や、火災に伴う消火訓練、道路の障害物を除去する訓練、炊き出し訓練などが行われました。ヘリコプターが音を立てて旋回し、救急車や消防車がサイレンを鳴らして本番さながらの訓練でした。
防災グッズの展示もあり、いつかこういう訓練が生きる時がくるのかと感じながら、自らの心準備もすべきかと思った次第。
それにしても、形ばかりの訓練は否めず、障害者や高齢者など逃げ遅れた人たちの検索システムなどがないことを不思議に思っていた次第。阪神淡路の震災で、淡路島ではこの検索がうまくいったということでした。今日の訓練はそういう意味で、行政側のライフラインの確保的な要素が強かったように思います。
最近新聞に福祉施設などが、緊急時の避難施設として登録したというニュースが掲載されましたが、障害者や高齢者の多くは体育館機能では暮らせないことを強く感じました。