「喜ぼう。この人生、もっと喜ぼう。喜び、嬉しがって生きよう」
超訳「ニーチェの言葉」白取春彦訳・ディスカバートゥエンティワン株
10章232節に分かれた短文での訳で、疲れないで読むことができそうな書籍である。
1章は己について、2章は喜について、3章は生について・・・などと読んでいても自分の生き方をよい方向で提示してくれる文章でもある。
たとえば、
第1章の8節「自分のなぜを知れば道が見える」では
「多くの方法論の本を読んでも、有名な経営者や金持ちのやり方を学んできても、自分のやり方や方法がわからない。これは当然のことで、薬ひとつにしても、その人の体質に合わない場合がある。他人のやり方が自分に合わないのは不思議なことではない。
問題はまず、自分の「なぜ」がちっともわかっていないということにある。自分がなぜそれをやりたいのか、なぜその道を行きたいのか、ということについて深く考えていないし、しっかりつかんでいないからだ。
その自分の「なぜ」さえはっきりつかめていれば、あとはもう簡単だ。どのようにやるのかなんてすぐにわかってくる。わざわざ他人の真似をして時間をつぶすこともない。もう自分の目で自分の道がはっきりと見えているのだから、あとは歩いていけばいいだけになる。」
10章232節に分かれた短文での訳で、疲れないで読むことができそうな書籍である。
1章は己について、2章は喜について、3章は生について・・・などと読んでいても自分の生き方をよい方向で提示してくれる文章でもある。
たとえば、
第1章の8節「自分のなぜを知れば道が見える」では
「多くの方法論の本を読んでも、有名な経営者や金持ちのやり方を学んできても、自分のやり方や方法がわからない。これは当然のことで、薬ひとつにしても、その人の体質に合わない場合がある。他人のやり方が自分に合わないのは不思議なことではない。
問題はまず、自分の「なぜ」がちっともわかっていないということにある。自分がなぜそれをやりたいのか、なぜその道を行きたいのか、ということについて深く考えていないし、しっかりつかんでいないからだ。
その自分の「なぜ」さえはっきりつかめていれば、あとはもう簡単だ。どのようにやるのかなんてすぐにわかってくる。わざわざ他人の真似をして時間をつぶすこともない。もう自分の目で自分の道がはっきりと見えているのだから、あとは歩いていけばいいだけになる。」
もともとは勝手気ままなエゴがあるもういいだろう自分を生きて
ゆるやかに流れる雲の豹変をじっと見守るわれも真似たし
柵の一つ一つを取り去ってあとの人生風に託せば
私の好きな作家の内の一人、井上ひさしさんが亡くなられました。肺がんということは聞いていましたが、こんなに早くご逝去されるとは残念なことでした。
私が学生時代に、上野駅の不忍口側の新聞と雑誌のみの売店でアルバイトをしていた時期、井上さんが奥さんと時々訪れて雑誌をたくさん買ってくださっていました。そのこともあってか、「ひょっこりひょうたん島」が好きだったこともファンになるきっかけだったようです。「国語元年」「吉里吉里人」など印象深い作品があります。
ご冥福を祈ります。
私が学生時代に、上野駅の不忍口側の新聞と雑誌のみの売店でアルバイトをしていた時期、井上さんが奥さんと時々訪れて雑誌をたくさん買ってくださっていました。そのこともあってか、「ひょっこりひょうたん島」が好きだったこともファンになるきっかけだったようです。「国語元年」「吉里吉里人」など印象深い作品があります。
ご冥福を祈ります。