夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

旅の衣をととのえて

2010-04-11 09:36:23 | 旅たび食べある記
 4月10日(土)風が強く、くしゃみを何度もして鼻水をかむことが多かった一日。
 月曜日からの旅支度をするために家内と外出する。
 夕方娘たちをあうんに迎えに行き、週に一度の再会を果たす。長女は帰宅すると早速腹ばって、奥の客間を目指して行った。夕方になっておなかがすけばまた客間から、自発的に居間までやってきている。彼女はやっぱりこの家の生活の中にまだ意識のほとんどがあって、ケアホームの生活はどこか旅先のような気分なのかもしれないとふと思った。
 家内と二人で娘たちを久しぶりに二人を入浴させると、寝不足だったのか長女は浴槽に入るや否や舟をこいでいる。放っておくとおぼれそうなので、早々に着替えさせた。歯を磨いてやっていても、まったく起きることもなく深い眠りに落ち込んでいる。それに比べて次女は、いつもどおりの規則正しい生活リズムを崩すことがないのである。日曜日でも彼女はきちんと、5時30分には目覚めている。長女は一度も起きずに、朝8時に起こされるまで眠っていた。こういうのを寝だめというのだろうか。
 旅行日程もほぼ頭の中に入り、旅の準備も八割がた済んでいる。きょうは娘たちを温泉に連れて行き、家族風呂で温まろうという計画である。またしばらく彼女たちとはお別れなのだ。娘たちが生まれてから33年間で初めての、夫婦二人きりの長期旅行なのだ。何とか許してほしいと思っている。