夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

2010-04-05 06:26:14 | つれづれなるままに
 旅をするのは、久しぶりである。12日の夜から17日の朝までの車中2泊、ホテル3泊の少し慌しそうな旅程である。
 当初は四国をゆっくりと思っていたのだが、横浜市にいる家内の叔父が脳卒中を患っているのが頭から離れず、急遽その見舞いを旅の頭に持って来ていた。
 東京も京都も桜の花が満開らしい。津軽は今ようやく福寿草が可憐に咲き、水仙の芽が出始めている。
 四国については、まったくこの人生の中で足を踏み入れたことがなかったエリアである。時まさに「竜馬」ブームで、四国や長崎、京都は観光客でにぎわっていることだろう。私は四国についての知識がまったくなくて、どの程度の時間がかかるエリアなのかすら思い浮かばなかった。いざガイドブックを手にして、はたと困った。余りにも2泊泊程度ではぼやけてしまいそうなスケールであった。14日の午後に高知空港に足を踏み入れて、レンタカーで高松に行き、その後に15日に松山市へと考えていた。しかし、これでは正岡子規や夏目漱石ゆかりの松山市すらわずかな滞在となってしまうのだった。道後温泉にはせめて入って見たいと今は思うばかりである。
 松山では友人のTさんやZさんいも会いたいと思って、一応連絡だけ入れておいた。帰路は横浜の画家すずきさんと、羽田空港で落ち合うことにしている。
 この旅は家内の引退記念の旅でもあるのだから、あまり欲張っても味がないかもしれない。こころを自由に、成り行き任せでの旅にしたいものである。