晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

ネタ切れ回避策 天文との出会い3

2007年02月06日 17時57分14秒 | 天文ネタ

Komori

      そろそろか?

さて、小学校5年のある日、理科室前の廊下を歩いていると隣のクラスの担任と男の子達がアンドロメダ大星雲とかシリウス、オリオン座と云う言葉を天体望遠鏡の傍らで楽しそうに交わしている光景に出くわしました。会話の端々から聞こえてきた言葉と天体望遠鏡の姿は私の奥底に眠っていた天文への憧れを呼び覚ましたのです。

又、この頃になって、我が寒村にも経済成長の流れは雪崩を打って押し寄せて来ており、殊に、農村部の近代化は目覚しいものが有りました。又、田舎町にも文化的?なモノが巷に溢れる様になり、本屋さんにも天文関係の書籍が並ぶようにもなりました。しかし、小遣いも与えられていなかった小学生時代は雌伏することのみで終わり、中学生になって其れなりの小遣い得て後、天文誌の定期購読と天文書漁りを始めました。(当時は初心者向けの天文書が今よりも豊富だったような感が…)

そんな中で私の目を引いたのは小森幸正著(天体望遠鏡ガイドブック)でした。その他の本も購入しましたが、この本に勝る魅力有るものは無かったように思います。巻頭に、おお望遠鏡よ、いかなる王笏よりも云々ではじまる、ケプラーの詩(野尻抱影訳)が書かれており、その詩は私の望遠鏡に対する憧憬を如何程擽ったかは計り知れません。その後の私は、星座等も覚え始め、天体の固定撮影等をしながら徐々に天文の魅力へ引き込まれてゆきました。しかし、残念ながらMy望遠鏡を得るのは未だ一寸先のこと。 続きはいつか又…

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