昨夜は星見に行く準備をしているうちにウトウトしていたら朝まで・・・(^^; 今夜は星見に家を出ると雲の張りかた(うろこ雲)が星見に適さずスゴスゴと引き返す(^^; でも、木星や月は雲の切れ間より見えているのだが、重星の見れない星見なんてと云ったところか・・・
このところ、6㎝クラスの小屈折での観望が続いたが、やはりこのクラスはシーイングには強いなとつくづく感じる。 この時期は気温の日較差が非常に大きい為に、下手に大き目の口径で星見をしようものならガッカリさせられ、それを連続食らうとモチベーションは一気に下がるものだ。(低倍にての星雲団観望ならばこの限りではないが) 正直云って、今もモチベーションは高くはないのだが、何とか維持出来ているのは小屈折観望の御蔭と思う。
さて、アンドロメダ座、うお座と重星散策をして来たが、これ等の星座は範囲も広く又、うお座に至っては明るい星が少なく導入には結構骨が折れるものだが、おひつじ座(画像掲載星図ステラナビ6より)は範囲も狭く、目安となる先ず先ずの光度を持つ星も有り、重星初心者には秋空において最適の星座だと思う。前回の記事にも書いたようにγ星を筆頭に中々見応えの有る重星が揃っている。 8㎝クラス有れば充分な重星7個(円で囲っている)を紹介する。小さな望遠鏡しかお持ちで無い方も、是非に鏡筒をこの星座にお向け頂きたい。
データーは1番星(6,3-7,2 離隔2,9秒) γ星(4,5-4,6 離隔7,5秒) λ星(4,8-6,7 離隔36,7秒) 30番星(6,5-7,0 離隔38,7秒) 33番星(5,3-9,6 離隔28,6秒) π星(5,3-8,0 離隔3,5秒) ε星(5,2-5,6 離隔1,4秒)