当地は当に春です。 雪こそ有りますが、朝から暖かな春の陽射しが燦々と・・・ 先日に引き続き太陽の観望をしました。 使用望遠鏡は画像の望遠鏡で、番外シリーズ最後を飾る光友社(現ビクセン)のジェミニη(エータ)6㎝屈経です。66年(昭和41年)のもので、所有機の中で一番古いものです。 此れも、中古で購入し、レストアには随分と苦労したものです。微動部分が如何し様も無い状態で、此の侭捨ててしまおうかと思った位でしたが、何とかお気軽観望に堪える状態にすることが出来ました。光学性能は先ず先ずで6㎝F:15なりの星像を見せてくれます。架台の方はガッチリとは云えませんが、搭載鏡筒からすれば充分実用範囲です。当時の経緯台としては中々良いと私は思います。実際、観望に使っていても以外に確りとしております。出番は年に3回位しか有りませんが、使う度に郷愁に似た想いが湧いて来ます。
少々大きく架台部分の画像を載せましたが、微動装置やフォーク部分の感じが懐かしさを誘います。
又、三脚の伸縮部分の木部はワインカットを施して有り良い味を出しております。
今日はこの望遠鏡で久しぶりに天体撮影をしてみました。コンデジにて手持ちコリメート撮影です。(黒点の撮影は生まれて初めて、コリメート撮影も20年ぶり位です)
先にも記しましたが、今回で、番外シリーズは終わりと為ります。