晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

やっぱり雛人形の話題

2024年03月03日 13時58分58秒 | つぶやき
私は鳥の画像は略撮りっぱなしで、ファイル名にカメラと撮影場所と偶に鳥種を記しているのみで、一度(一週間に2~3回)の鳥撮りで500~1000ショット位なので、2~3ケ月も放っておくと選ぶのは結構大変である。と云うことで中々画像掲載は面倒になり、何時まで経っても掲載が出来ずにいる。 天文の方も、観望専門で、現場完結がモットーであったので、鳥の方も同様にシャッター切った瞬間で終了と云う感覚、家に帰ってから画像のピントチェックを偶にはするが、大体が放ったらかしである。基本、鳥は好きだがそれ以上にカメラ各部の感触等を楽しむのが第一なので、こうした褒められたものではないスタイルとなっている。そんな訳で庭の鳥たちの画像は、何れ又と云うことで。  そこで、やっぱり今日は上巳の節句と言うことで、今迄、このブログに登場していなかった三人官女の中央に座している官女の画像を掲載する。

関東雛などは服装の違いもないが、京雛では両サイドの官女は立ち姿で衣装は明るめ(くわえの銚子を持ち、口閉じ、眉あり)と(長柄の銚子を持ち、口開け、眉あり)なっており、この画像の官女は中央で洲浜台を持ち、眉は剃っており、お歯黒で、着物は両脇の人形と較べ地味な色合いであり、又、座っている。お歯黒や眉剃りで既婚者と云うことであるが、奈良時代や平安時代では皇族や貴族内では男女とも成人の際に行ったと言われている。その後、時代を経て江戸時代頃より女性の既婚者のみがするようになったとのことである。又、銚子は分かるだろうが、洲浜台は中国の蓬莱山の形を模した慶賀、婚礼時に飾られた調度品である。 以前にも書いたが、自分の好みとしてはくわえの銚子を持ち、口を閉じている官女が良いと思っているが、今回、撮影の際に、ジックリと中央の官女の顔を見てみると、頬のあたりが若干他の官女と較べ、幾分ふっくらとしており、これもまた結構と思う。 それでは