晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

春の星座へ

2019年03月16日 18時34分36秒 | 天文ネタ

同時期の数年前迄の記事を辿っても殆ど同じような観望内容が続き、本当にこのブログは超マンネリ化しているのが分る。 今回の記事も一週間も前の星見記録を書くのだが、毎回同じような内容なので公開することに可也躊躇を覚えた。 しかしそれ以上に午後21時以降の活動が身体に滅茶苦茶堪えることである。星見自体は身体を動かしているので眠気を追い払うことは然程難しく無いが、ブログを書いたりすることは睡魔との戦いで、書こうと思っている内に寝てしまうことが殆どで、本格的な仕事時期にはブログ記事作成は不可能と思う。 個人的な星見記録のスタイルなので、近い将来は別の記録方法にしようかと考えたりもしている。 平成の御世も残り少なくなって来たが、先ずは新しい元号になるまでは維持していこうと思っている。

画像は先日8日の22時30分頃の東天から南東天にかけてのものである。 春の星座というよりかんむり座へび座(頭部)云った夏の星座も昇って来ているが、春を代表する牛飼い座おとめ座、かみの毛座、カラス座、コップ座しし座の一部が写っている。何時もはjPEGの撮って出しだが、今回は輝星が目立たなかったので星像を大きくする為に若干弄った。 

この日8日21時45分よりSKY SHED POD内のTOA130S+EM-200FG Temmaにてオリオン座β星いっかくじゅう座β星おおいぬ座α星(伴星観えず) h3945(別名145Cma)冬空を代表する色の綺麗なペアだが、この日はシーイングの所為か全然といって良い程綺麗でなかった。一寸不思議である。 次に双子座α星、38番星、δ星、κ星を気持ち良い分離状態で鑑賞。尚、前回の記事で少し触れていたλ星だが、光度差は主星約3.5等 伴星約10.5等と大きいが離隔約10秒なので、逸らし目での観望となるが、口径が13㎝の望遠鏡ではそれ程難しい対象でない筈・・・正直言って、導入時に其れらしき存在は認識?出来るが、同様のかたちで視野内を動かしてみても認識出来ない。又、導入時に認識?した伴星の等級は口径13㎝の限界に近いもので有った様に感じたので、次の機会にもう少し大きな口径で確認したいと思っている。(ネット上で探してもふたご座λ星の観察記事が見当たらないのが不思議、又、私が認識?と書いているが、錯覚の可能性大である)  次に春の星座へと鏡筒を向け、先ずはかに座ι星、φ2星、ζ星(このかに座の重星はどれも期待外れしない対象で、特にΙ星は春空ではナンバー1の美しいペアである)続くかみの毛座24番星もこじんまりとしているが美しいペアである。 これ等を暫し鑑賞してからカラス座δ星Σ1604(十年振り位に観たが、空の状態が良くなく綺麗に観えなかった。※三重星で伴星の菫色が綺麗な重星) おとめ座γ星、牛飼い座ε星(シーイングは良くなく簡単な分離状態ではなかった)ξ星かんむり座ζ星を観て23時35分にお開きとした。 シーイングは4~5/10

10日の夜も晴夜となり、21時40分より星見を開始。機材は前回と同様である。 重星は春の星座を巡ることとし、シーイングは前回より悪く4/10位であった。 かみの毛座24番星、牛飼い座ξ星、ε星、π星、μ星、おおぐま座ミザール、りょうけん座α星、M51(子持ち銀河)、ぎょしゃ座θ星(やっと分離) 最後はかんむり座σ星、ζ星を観て23時50分に終了とした。この夜はシーイングも悪く風も強いので、途中で幾度も止めようかと思いながら続けた。この様な状況での観望はモチベーションを著しく低下させるのでしない方が良かったように思う。