一週間程前に今年の稲刈りが無事に終了。 今日は米の初出荷である。 検査等では先ず先ずの品質であるが、収量的には余り満足出来るものではない。 屑米(未熟米等が多い)が多く残念な出来である。但し、他の多くの方達は豊作と喜んでいるので私の栽培技術に問題が有ったようだ(^^; しかし、今年の稲刈り作業は快適この上なく当に天国での作業であった。 下の画像がそれで、コンバインを入れ替えたのだ。
エンジンパワーも倍以上で刈取り幅も増え作業能率が倍加もしたが、何よりもキャビン付きなのであの拷問にも近い稲籾のチカチカヒリヒリする皮膚への刺激と吸い込みでもすれば咽喉や鼻に炎症を起こして発熱と云った苦しみから解放されたことである。 私は生まれも農家なのに、籾の毛に弱く毎年の様に発熱して寝込むのだが今年は無事に過ごすことが出来た。 このキャビンは贅沢品では決してないとつくづく感じた。 判らない人も多いと思うが、籾は米ヘンに刃と書くので想像はつくと思う。稲刈りは埃の中での作業だが、その埃の正体は細かい棘の集まったものである。 でも快適になったが支払いが・・・・考えただけでも恐ろしい(^^;
さて、稲刈りが終わると、我が家の場合は略、今年度の作業は終わりと云う感覚である。(来年に向けての水田の手入れ等や準備作業も多く残っているが) 当然、気持ちに余裕が出来れば、気にかける必要のないことが気に掛かりだす。 そう、13cm旭精光鏡筒である。 何度かタカハシ13㎝鏡筒を旭精光架台に載せて使ったのだが、観え味や使い勝手は文句はないのだが、ず~と以前からタカハシ製品に感じていることだが、どうも使っていて楽しくない、わくわくしない、頬擦りしたくなるような情が湧かないのである。 造りも確りしてモノとしては申し分ないのだが、余りに道具に徹していて道具以上の思いを抱くことがないのである。(実用的で初期の製品に至っても褪せることのない性能で、却ってこれが仇となっているのか・・・)この様な感じを抱くものは私だけではないように思うのだが…。 と云うことで、旭精光の主鏡を再メッキすることにして、紛いではなく旭精光オリジナルの姿にして使おうと思う。 タカハシ13㎝ニュートン鏡筒はEM-10での使い勝手が良かったので、そういう方向で使用する予定。 その前に現在の旭精光鏡の姿を掲載しよう。
本の上に置いたのだが、文字が透けている。一条の線が見えるがこれは光の反射である。 どこの会社に依頼しようかと2社程に絞ったが、それは何れ・・・ 尚、斜鏡は新品を購入した方が安いので笠井さん辺りのものをと思っている。 後は鏡筒の補修作業をぼちぼちと。