晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

晴れることを忘れたのか? と雛人形

2017年03月03日 17時34分15秒 | 天文ネタ

天気予報では晴れると云っても晴れるのは日中だけで、夜には必ず曇ってしまう。 極めて少雪の冬であったが晴れも少なかった。 それでも、昨日は夕方薄雲を通してだが金星と月を30分程観望出来た。 フィールドスコープED82PENTAX75SDHFカスタム経緯台の組み合わせ。 コリメート撮影もしたが雲を通しているので非常に冴えないのでボツ。

カスタム経緯台のお蔭で天候が少々悪くても簡単に星見のスタンバイが出来るので億劫さが無くなった。尚、カスタム経緯台は傍にある車庫に放り込んであるので、鏡筒のみ室内から持ち出せばよい。 

さて、星見の話題は何もなくこれで終わりだが、今日は上巳の節句、この日は雛人形の画像を掲載していたので、今年もと云うことで官女随臣の画像を一枚づつ。

官女の方は手元が写っていないが、長柄の銚子を持ち雛壇に向かって左側の位置。 随臣の方は俗に大臣と呼ばれるもので、左大臣の方である。これも左に位置する。(尚、後ろに写っているのは五人囃子(元服前の武士の子供)の中での担当で扇を持っている) 市販されているリアルぽい顔の雛人形は殆んど有職雛(公家や武家の様式や慣例に基づいたもの)と云われるものだが、最近のものは時代にそぐわない可也華美な衣装を着けている。本来で云う有職故実に則ったものであれば、もっと質素な色彩の組み合わせと思うが有職故実を尊び過ぎれば華やかに作れないので人形制作者も虚と実を上手く使い分けしているのだろう。 雛祭りは華やかな方が絶対に良い。