晏次郎のぐうたら日記

偶にする星見(重星観賞)や鳥撮関連などの気紛れ思いつき日記
  開設 2006年12月

その後の珍客

2009年04月23日 22時13分46秒 | 野鳥

Tantyounabe 珍客のその後だが、北海道新聞21日夕刊に掲載され、専門家によると「人なれしいることや年齢から、タンチョウは秋田県で越冬した個体の可能性がある」とのことであるが、ナベヅルとの仲睦まじい関係については言及がされていなかった(^^) ナベヅルに付いては北帰行(シベリア東部の亜寒帯が繁殖地)の途中で仲間から逸れた個体であろうと思うが、そこで、偶然出会った逸れタンチョウと種は違えども科目を同じくする仲間同士、行動を共にしていたのであろう。この日(20日)二羽は、ここで毛繕いや餌を探したりして2時間半程過ごした後、仲良く一緒に飛び去ったと云うことである。 以前(90年代)、私が野鳥撮影に嵌っていた頃、釧路根室にて繁殖するタンチョウや鹿児島県出水市荒崎で越冬するナベヅル、マナヅルを追って撮影行を繰返していたあの頃、我が町でこのような光景に出くわすとは想像も出来無かった。今後も、この様な機会に巡りあう事は万が一にも無いだろう。そう思うと、この日(20日)は、当に我が人生に於いて記念すべき日となった。