TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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「図解思考の技術(永田豊志の著書)」を読む

2009-12-24 07:54:44 | 今週の一冊
 永田豊志の著書「図解思考の技術」を読みました。



この本の内容は、図解通訳ということに集約されます。人の話を図解して理解するということです。箇条書きにしてはダメだと著者は主張しています。

 それにしても図解理解のためには、全体像を捉える「構想力」が備わっていなくてはできません。この力はものごとを大局的に考える能力です。

 それから、図の基本パターンを自分のものにしていなくてはなりません。著者は、以下の基本フレームワークを挙げています。

1 要素を「レベル別に分類」し、「階層状」に示すツリー型
2 要素を「異なる2軸の組み合わせで示す」マトリックス型
3 要素の「時間的な流れ」を示すフロー型
4 要素の相互依存関係」を示すサテライト型
5 要素の「循環な流れ」を示すサイクル型
6 要素の「数量の変化」を示すグラフ型

 私は、この要素にポジショニング、ベン図を入れています。

 以上の8要素の特性を徹底的に理解して活用できるようになりたいものです。

 なお、この本は売れているようです。図解の意味を的確に説明してくれている良書だと私は思います。