今年の流行語大賞は「政権交代」

今年の流行語大賞（「現代用語の基礎知識」選）が1日に発表され、大賞は「政権交代」が選ばれました。

　トップテンに選ばれたには以下のとおりでした。
・政権交代
・こども店長
・事業仕分け
・新型インフルエンザ
・草食男子
・脱官僚
・ファストファッション
・ぼやき
・歴女

　政治の関するものが「政権交代」「事業仕分け」「脱官僚」と３つ選ばれています。今年は政治の年だったということでしょうか。経済に関するものは「ファストファション」です。ユニクロ、H＆Mなどの衣料品が大いに売れた年であったからでしょう。

　日経新聞の日経MJヒット商品番付では、横綱はハイブリッドなどの「エコカー」とファストリテイリングの980円ジーンズです。経済の志向は、環境と低価格志向ということなのでしょうか。ファストファッションも低価格志向の枠内に入るものです。

　日本銀行はデフレ対策として、政府の追加経済対策に併せて量的金融緩和政策を打ち出しています。今の経済状況をみると動きが遅すぎると私は思います。